京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』

2024-12-13 | 邦画

 

□作品オフィシャルサイト 「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師
□監督 上田慎一郎
□脚本 上田慎一郎、岩下悠子
□原作 ハン・ジョンフン

□キャスト 内野聖陽、岡田将生、川栄李奈、森川 葵、吹越 満、小澤征悦、
       皆川猿時、神野三鈴、
真矢ミキ、鈴木聖奈、後藤剛範、上川周作

■鑑賞日 12月1日(日)

■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

監督は『カメラを止めるな!』の上田慎一郎。
2016年の韓国ドラマ『元カレは天才詐欺師 38師機動隊』が原作。
真面目な公務員(税務署職員)と天才詐欺師が手を組んで、

脱税王から10億円を奪い取るというクライムドラマ。

その昔、『マルサの女』って映画があったけど、騙し騙されの駆け引きは、
この映画でもうまい具合に描かれていたと思う。
ま、インディーズ上がりの上田監督の力量が試される映画だったと思うが、
そう言う意味では面白い作品に仕上げたなと感じた次第で。

「ミイラ取りがミイラになる」ってニュアンスをは若干違うけど、
過去、脱税を暴いた同僚が、裏の力で自殺に追い込まれた事実があり、
その相手が今回の脱税王だったことから、正義感が芽生えてしまう。
それに刑事をやっている仲間が一枚噛んで、その展開は見応えあり。
思わずホロっと涙が出そうなシーンもあったりして。
ま、大掛かりの仕掛けは無かったけど、大金を偽札に帰る策はなかなかなもの。
あれ、以前観た映画のパクリだったような(笑)

主演の内野聖陽と岡田将生のコンビもなかなかいい味を出していたし、
川栄李奈も正義感たっぷりの税務署職員を演じていた。
植田監督、大きなバックボーンに動かされず、「キレ味」忘れないでね。
「初心忘れるべからず」ってか。

コメント (2)
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