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10月 6日㈫ 東京都 昭島市拝島第二小学校で子供水墨画教室をしてきました 。
秋の味覚 柿・栗・・きのこ・さつまいも・かぼちゃ・葡萄…。
秋の草花も用意 リンドウ・菊・水引・秋海棠・ホトトギス・ススキ・秋桜
(他、子どもたちも、描きたいものを家から持ってきています)
いつも同じですが、黒板に張った和紙に、まず私が見本を描きます。墨の濃淡からはじまって、点線面 かすれ、にじみ。
私の絵を真剣に見てくれる子どもたち。後は自分で!!
線や点の練習、濃淡。いろいろな水墨画の技法を子どもたちは体験していきます。
点・線・面で、同じ素材をいろんな描き方で試してから、本番です。
図工の時間、二校時で初めての水墨画体験。最後は色紙に一発勝負。落款を押して出来上がりです。
秋をテーマに 子供たちの個性が光る作品。素敵な色紙が揃えました。(一クラス、色紙が乾いたもの 一部)
展示の様子を図工の先生が送ってくれました。今年で二回目の拝島第二小学校です。大胆な絵。勢いのある絵。かわいく仲良く二つの素材が並んだ絵。秋の風が感じられる雰囲気のある絵。お月見の絵。(前日が中秋の満月)物語がある絵。優しい繊細な絵。本当にこうして見ると本当にどの絵も素敵です。性格がその時の感情が、色紙の中に!個性がキラキラしています。
↓ また、図工の先生に学校に展示してあった、子どもたちが描いた絵「風神雷神」を見せていただきました。(展示一部)
こちらは、和紙に墨(濃い墨のみ)でしっかり輪郭を取り、色鮮やかに着彩した作品。風神雷神という日本の文化。それを子供たちの自由は想像力で、こんなに楽しい作品にする。描くのにも時間がかかると思いますし、アイデアを練る時間も。(六年生の展示作品を見ながら、来年、自分だったら、どんな絵を描こうかと考えている五年生もいるとも)
六年生で日本の歴史を学び、日本の文化に触れて、その一端を筆と和紙で表現してみる。「水墨画教室」墨の濃淡だけで描く。素材をじっくり観察しながら一気に描く集中力と。 「風神雷神」子どもたちの想像力と色彩の表現。同じ子の作品を二点、比べてみたい! T先生は、いろんな要素を考えて、子どもたちの感性をのばす指導をされているんだなと改めて関心しました。六年間を通して子どもたちの心と技術の成長を感じられるって、すばらしい!
私は水墨画しか教えられませんが、こうして子どもたちの作品に会わせていただけること、本当に幸せです。
子ども水墨画教室を初めて10年です。毎年、続けている小学校の他、いろいろな学校に呼んでいただいています。図工や総合の授業など。二校時で色紙を仕上げます! テーマも、季節のもの~動物~自画像~…風景…木と自由。全員で同じ素材(これも、みんな違って!とっても面白いです)
子ども水墨画教室について問い合わせなど、岡田潤HP 潤墨画より連絡いただければと思います。
夏をテーマに描く前に、一つ、おたのしみの時間がありました!子どもたちのお試し作品も元気いっぱいで、見ていても楽しい。これを紹介し忘れていました。
(その一)で勉強した、線、面、点、かすれ、にじみ。それをいろいろ試して、和紙になれたら!
いよいよ、実際に絵を描いてみよう。まずは、私が何か描いてみます。
みてて!線で輪郭をとって、髪の毛はかすれを使って…。何かわかる?
「 あ~、図工の先生だ 」 ↓
担任の先生。髪の毛を濃く面でくるくる描いたり。
かすれで、薄くストレートな髪(茶髪)もできるし、墨の濃淡と、面 線 かすれ、にじみも使って、いろいろ描けるよ。やってみて~。
「うわ~(^O^)」「おもしろい~」「やってみよう~」一斉に和紙にむかう子どもたち。
アニメのキャラクターを描く子が多かったかな。 好きな物を描いてみたら、次はいよいよ本番!夏をテーマにした作品つくりにはいります。
〚今回の和紙は、五年生の時に自分で漉いた和紙です〛
構図のとりかた、描き方の見本を、ほんのちょっとだけ、ヒントをみせます。チラリとだけ見本を見せます。後は、子どもたち自身の感性のみで、縦長の和紙に向かいます。
構図見本 ↓
線画で描いてもいいし、面で描いても。
真ん中にドカンときてもいいし、バックをいれてもいい。余白を活かしても。
夏のイメージを広げて思い出を描いてもいいし…。画面いっぱいにいろいろ描いてもいいし。
構図見本チラ見が終わったら、いよいよ作品作り。目の前にある実際の野菜を描こうか、それとも、イメージを広げてみようか。 じっくり細かく描きたい子は、もうとりかかってね。
「おれ、雪舟の模写やりてえ~から、ガンバッテ早く描く!」なんて宣言する子も現れて、たのもし~ 子どもたち! こうして、(その三 作品)が仕上がりました。
★ブログの順番が前後してしまって、ごめんなさい~。
今、子どもたちは夏休みまっただなか。今年は暑い~(;・∀・)ですよね。 今回、水墨画始めて体験で描いた夏のイメージ、夏の始まりに描いた自分の夏! そこにまた一つ新しい思い出が増えて、またちがう絵が子どもたちの心に描かれているのかな?
子どもたちは天才、どんどん進化、成長していく。6年生の初夏に描いた夏の絵はどれもこれもイキイキとして個性が光って素敵です。
水墨画って本当~に性格が絵に投影されたりする。その時の気持ちがそのまま、和紙に映る。又、水墨画はアッという間に描ける。もちろん、ゆっくりじっくりも描ける。時間内に作品として仕上がる。 始めてということもあるのですが、ものをしっかり見る、集中力で、一気にかけあげる。水墨画って、やっぱり、子どもに向いている。
子どもの水墨画教室を、開催させていただけて、小学校、図工の先生に感謝です。
もちろん、子どもたちにも、大大大感謝の3日間でした。
展示の時に又見ていただけると思います。〚掛け軸〛
岡田
子どもたちの作品 紹介します。
和紙いっぱいにドンと描いた作品。同じとうもろこしでも、こんなに違う!
濃淡と面のみで描いた夏みかん。 線で大胆に描いたピーマン。
紫陽花をじっくり見て描いた作品。枝豆を細かく観察した作品、大胆な枝豆。
いろんな野菜を組み合わせたり、文字がはいったり、子どもの作品は自由!
涼しげな竹林の手間に紫陽花。金魚…。夏のイメージを広げた作品。
今回、初夏、夏をテーマに描きました。本物の野菜が目の前にあり、私は水墨画の基本のみを教えただけですが、それぞれ、個性が光る、すばらしい作品ができました!
六年生 3クラス、全員が、落款まで押して、大満足。私にとって、幸せな時間でした。
↓早く作品が描き終った子は、雪舟の模写に挑戦!こちらも、すごい!
いよいよ、練習です。子どもたちにとって始めての水墨画。
書道の太い筆を使って、書道で使っている半紙の裏側(ツルってしていない方)を表にして、
さあ、試してみよう。
最初はおそるおそる。でもだんだん調子がでてきます。点点点点点
真っ黒になった。 薄すぎた。と水と墨の分量もいろいろ!
濃淡に挑戦。
「うわ、滲んだ」「点がでっかくなった。」
書道の太筆のみ、一本を使って、細い線、太い線、小さな点 大きな点 それが面になっていく。
「わ、かすれた」 筆を動かす速度で、いろんな線 かすれもでてくるよ。
書道の太い筆のみを使って 和紙の上で水と墨が出会うと、何が生まれるかな?
筆と和紙、墨に慣れたら、これから、なにか形を作ってみよう。(次回)
7月2日 3日 5日 小学校(六年生対象)で水墨画教室をしてきました。
六年生三クラス、図工の授業で二時間。
子どもたちにとって、始めての水墨画体験になります。子どもは天才!今年も、ズバらしい作品に出会えました毎年なのですが、私自身が大感動です。
「水墨画は楽しいを伝えたい」というのが、私の仕事のテーマです。それを、自分もまた改めて感じる時間でした。今回は夏野菜・夏がテーマです。 準備段階から、紹介します。
※写真は 3日間の中から抜粋
書道の道具を使います。他には水洗、ボロ布 お皿を用意。 各班ごとに夏野菜を準備。本物を見て描くもよし、想像の絵でもよし。
始まる前に墨汁を硯にためて、それを墨で刷る。「100回、200回、ガンバッテ刷ってね。」「え~~~~」「濃い墨を作っておくと、いい絵がかけるよ」
水墨画とは 水と墨で描く絵のことです。 墨の「濃淡」 で… このへんで子どもたち「そうか~それで、さっき濃い墨を作ったんだ」と納得。
点 線 面 にじみ かすれ 技法の基本。
歴史の授業で雪舟を勉強した直後のタイミングでした。「みんな、この水墨画教室が終わったら、雪舟の模写ができるようになってるんだよ」「え~~~~~???」 子どもたちは半信半疑。でも、自分の作品が早く終わった子たちは、すすんで雪舟の模写に挑戦しています。
次回、点線面 かすれ にじみ 練習 → 遊びの絵 → 作品(夏やさい/夏)
こどもたちの作品、 乞うご期待!です。
※なかなかブログも書けない日々。時 間ができた時に、遅れ遅れでしが、活動記録を綴っていきたいと思います。
花まるの会は鬼灯を描きました。こどもたちの鬼灯は大胆。紙いっぱいにかいて、せれを切り取って団扇にしました。詳しくは花まるの会のブログでみてください~!さて7月は、8日、9日、10日と水墨画教室が続きます。明日、明後日は大人です。同じテーマで続きで教室があるのは初めてです。同じ鬼灯を見て描きます。水墨画は同じテーマ同じ素材で取り組んでも、まったく違う作品が出来る。だから、とっても楽しみ!花まるの会のブログ 是非みてください~!
これは、初参加のお友達の作品!色鮮やか!