水墨画・墨彩画家 岡田潤のあッこりゃまた日記 

水墨画・墨彩画家。児童文学作家。花のスケッチが趣味。絵を描く事で物語が生まれる! 日々、楽しいことばかり!

幽霊ランナー 水墨画で描く

2018-08-20 | 児童書(こども電車 幽霊ランナー めだかの王様)


↑ これは、幽霊ランナーの1シーン。

一枚の写真からおこしました。

グランド遠くに見える二人の走者。息子のマラソン大会の写真。

第三章 ベストをつくせ! 完全燃焼 の1シーンです。

マラソン大会、試合運び、実際に私が観戦した大会そのままなんです。 今でも、このシーンは目に焼き付いている。私の感動が、選手たちの走りが、そのまま文章になりました。
いつもは、絵を描いてから文章を添えていく物語の作り方をしていますが、幽霊ランナーは、絵がかけませんでした。あまりにも実際の映像が、鮮明に心に残っていたからなんです。

幽霊ランナーを読んでいただいた方も、まだの方も、是非、この写真、(人物ちいさい~~~。たまたま撮れていた奇跡の一枚)みてやってください。

今、幽霊ランナーは、いくつかの地域で、夏休みの読書感想文 課題図書、推薦図書に指定されています。

この本は、一人のスポーツが苦手な少年がトラウマを乗り越える話です。自分に自信がなく、いじめにも合う。でも、ある出会いから彼は自分の力で走り出す。目標を見つけます。自分の追いかけたい、こうなりたい姿を見つけた一夏。  

刊行から一年たって、やっと絵を描くことができました。少しだけですが、今、描きたいシーンを水墨画で絵がいてみました。

希望

↑ 私の好きなシーン。 ↓始まり。一つらい時に、出あった一筋の光。自分もあんなふうにはしれたら。

 

友情

↑ 速筋と遅筋  違う体格の二人。お互いの素質。尊敬しあえる仲に。 

 

祈り

↑ 物語に、藤の花がでてきます。藤の幹、苦しくもがくようなくねった幹、なにかにしがみつくすがるような弦。 そして、襷を受け取るように、桜が散るのをしっかり受け止めてから、一気に花さく姿。藤の花の思い出。

 

走れ、自分らしく

 いろんな走りかたをする子どもたち。それそれの速度で。自分の足で。

 

多くの子どもたちの元にと届きますように。大人の方も是非!

 


幽霊ランナー 夏休み読書感想文 おすすめです

2018-08-20 | 児童書(こども電車 幽霊ランナー めだかの王様)

 

はっと気づけば、夏休みも、後10日。この夏は月下美人と蓮。この二種の花に魅せられた夏でした。とにかく暑かった。 でも、私は今、タオルケットを毛布に変えて寝ています~。一昨日の夜、寒くて明け方、起きてしましました。今日も午後からは暑くなりそうですが、秋の気配がします。涼しくなったナ~。これからは、秋の花。野に咲く小さな花に目がいくのかな?花のスケッチも、外でできるかな?と楽しみです。

さてさて、いろいろ忙しかった夏。17日が毎年描いているカレンダーの締め切りでした。終わった~~~~。こちらは、後ほどアップします。そして、

大事なことをお伝えしなくっちゃ。本当は、夏休みの最初にお知らせしないといけないのに、今頃です。とほほです。

なんだなんだ? 夏休みといえば! 宿題。夏休みの読書感想文です。

私は、水墨画・墨彩画家ですが、児童書も描いています。このブログは、花のスケッチや絵の記事がおおいので、「え~~~~」と思われる方も、いるのかもと思いながら。児童書を何冊か刊行しています。(カテゴリーの児童書をみてくださいね)

そして、昨年の8月に刊行した「幽霊ランナー」金の星社刊 が、今、この夏休み、いくつか読書感想文の課題図書・すいせん図書になっているんです。

ですので、ひえ~~~もう夏休みも後、10日でおわりというところですが、紹介させていただきまする。

全国塾協会 夏休み 全国読書作文コンクール対象図書 【小学生・中学生の部共通】https://www.jja.or.jp/contest/

https://www.jja.or.jp/wp-content/uploads/2018/04/319ef2529a8c9b3c33f672b434680d72.pdf

 ★埼玉県 すいせん図書【小学生高学年】 http://www.saikyou.co.jp/serieslist/suisen/natu_suisen.html

 ★北海道 指定図書 http://sla.gr.jp/~hokkaido-sla/contest/  http://sla.gr.jp/~hokkaido-sla/pdf/h30_osusume.pdf

★千葉県 課題図書【小学生高学年】  

 ↑ 千葉の書店さまに送らせていただいた色紙と「幽霊ランナー」の本です。いつも水墨画歌として描いている色紙。今回、初めて児童文学作家として描いたかな?ちょっと恥ずかしいような、でも、うれしい! 依頼と共に、しっかり画仙紙の色紙(水墨画用)が送られてきました。

マテウッシュさんの表紙とかぶらないように、色は付けず、筆で輪郭なしで、ザクッと色紙の絵を描きました。

コーナーを作ってくださったみたいで、感激です。

 クリックで拡大します。 

トップの写真は、千葉在住の生徒さんが「平積みがへってます~\(^o^)/」と写真を送ってくれました。

一人の少年が、トラウマをのりこえて走る意味を、自分の走りをみつける物語です。

幽霊ランナー 金の星社の本の紹介ページです。

昨年刊行時の記事も、よかったら読んでみてください。

★走れ,自分らしく

★感激! マテウシュ・ウルバノビッチさん

★新刊のお知らせ

今、まだ、きっと、すいせんがとれている地域の書店では、幽霊ランナーを手に取ることができると思います。

読書感想文の宿題が終わっていない子❕ おすすめです! とっくに終わっているけど、もう一冊!! 

子どもだけでなく、大人の方にも。よかったら、手にとっていただけたらと思います。

 


幽霊ランナー 「走れ 自分らしく」 

2017-10-07 | 児童書(こども電車 幽霊ランナー めだかの王様)

 

幽霊ランナーが 刊行されて、1か月がたちました。  

読んでいただいた方、本当に有難うございます。

本にサインも慣れてきました。といっても、毎回少しずつ違います。お名前を入れるときは、また違った構図になります。

表紙の絵を描いてくださったマテウシュ・ウルバノビッチさんへのサイン。(一つ前の記事)

ご本人を目の前に、名前をまちがえてはいけない!!と、一文字一文字確認した。「間違えず、書けた\(^o^)/」その後描いた藤の花は、ほっとして、活き活きと画面いっぱいに!弦を伸ばしています。

筆って怖いです~~。その時の感情がでてしまう。それがいいところです。(薄墨の筆ペンと太字用の筆ペンを使用)

走れ 自分らしくの文字と、藤の花の絵

走れ 自分らしく」この言葉は、本の帯の背に描かれている言葉です。物語の中で主人公を助けた言葉です。小学校最後のマラソン大会。トラウマとプレッシャーに苦しむ主人公「優」の心に響いてきた言霊。自分に言いきかせた言葉です。

マラソンは人生と例えられます。主人公「優」の経験、想いを通して「自分らしく」の言葉が、本を読んでくれた方(子ども達)に、伝わったら!そんな気持ちをこめて。

藤の花の絵を添えたのは! 私の藤の花への気持ちは次回お話しますね。とっても長くなりそうなので…(;'∀')

 

本の感想も、いろんな方から、いただいています。「泣いたよ∼」と言ってくださる方が多くて。ありがたいな~と思います。

その中でも、私のことを良く知る仲間からの感想。これが、すっばらしい! 読んだ自分が感動してしまった。

是非、読んでください! 花まるの会 ブログ 

 


感激❗ マテウシュ・ウルバノヴィチさん

2017-09-21 | 児童書(こども電車 幽霊ランナー めだかの王様)

 

幽霊ランナー サイン本。私は藤の花(物語の中に藤の花の一年、四季が描かれています)を。

マテウシュさんは、自転車の絵を添えて。

 

幽霊ランナーが、発売されて三週間。 9月は天候も暑かったり突然の豪雨だったり。私も、なんだか、ばたばたと落ち着かない日々をすごしてしまいました。幽霊ランナーのこと、お知らせがまだできていない方も多くいます。まったく、情けない次第です。ブログに書きたいことも、いっぱいあるのに💦 また更新が止まってしまって💦だめですね~。ごめんなさい~~~。 

10月、気持ちを切り替えて、また、日々、いろいろなことを綴っていけたらと思っています。

まずは、まずは!これは書いておかねば。マテウシュさんにお会いできた事!

9月19日、もぅ11日もたってしまった。 でも、まだ感激と感動か覚めません。

編集長と三人で幽霊ランナーの打ち上げをしました。物語のこと、アニメのこと、イラストのこと。色んな話ができ、なんとも幸せな!楽しい時間を過ごす事ができました。 マテウシュさんの画家としての姿勢。夢の話。本当に本当に素晴らしくて。益々、大ファンになってしまった。

マテウシュさんの絵を最初に見た時、アニメの背景スタッフとまったく知らずに、「この方に幽霊ランナーを描いていただきたい」と思った。自分には描けない、でも現したいものがマテウシュさんの技術で形になったのが、幽霊ランナーの表紙です。6月にアニメの会社を辞めてフリーになられたタイミングで幽霊ランナーの依頼を受けていただけた!ちょっとずれていたら、このご縁はなかった。マテウシュさんの絵を提案してくれた編集長、改めて、すごいです!!

今回、ご本人とお会いして感じたこと。絵ってその方の心が反映する。マテウシュさんの絵に向き合う姿勢。アニメ、君の名は。の背景他、いろんな経験が一枚の絵に投影されているんだな~と。

マテウシュさんとお会いする前、私、緊張して手の先が朝から震えていました。でも、話できてよかった~。というか話がつきなかった!アニメの話で盛り上がった!私、昔💦アニメーターだったんです。でも挫折した。原画マンになれなかったんです。原画マンはキャラクターを描くだけでなく、背景も、画面全部に責任を持たなければならなくって。私は背景のパースがとれなくて。建物が描けなくて。特に都会の街並みはまるでだめ。定規が使えなくて。メカ(自転車~)が苦手で…。原画マンになることを、ざざざざ挫折したんです~~~~(;'∀')(私のプロフィールにはアニメーターを経てイラストレーターに。と書かれているんだった。アニメーターの動画を経て。と書きかえねばいけないですね(;'∀'))

私、アニメーターになって動画を担当して。約三年間でしたがアニメ漬けの日々を過ごした。当時、若かったし体力もあった。締め切り前、スタジオに泊まりこんだ日々。24時間、すべての時間をアニメにかけていた。大勢のスタッフ。それぞれのプロが集まって一つの作品をつくる。動画から原画に進む道をあきらめてアニメーターをやめた。そんなわけで、友人にはアニメーターが多いです。皆すごい!!尊敬する方々です。アニメーターの経験、現場を経験できたことで、大好きなアニメの制作。アニメーターのすごさを知って。もちろんアニメ、今も大好きです。ジブリも大好き!「君の名は。」に関わった友人もいます。君の名は。とくに背景の美しさに感動したんです。その背景を担当されたマテウシュさん。私が大の苦手だった背景。アニメ界の最高峰のスペシャリスト!アニメーターの経験、現場を経験してるので、アニメスタッフの技術のすごさ、わかってます。

そんな方に、まさかの自分の本の表紙を描いてもらえるなんて!!

今、また、このご縁の感謝がこみ上げてきました。うれしい~~。

私は、今、人物、草花をえがくの大好き! 動物も! 景色も昔話にでてくる茅葺屋根とか田舎の風景は得意。公園によく行って、草花を観察することが好き。日本昔話にでてくる日本の風景が好き。絵が好きということは、アニメーターを挫折しても変わらない。原画マンになれなかったけど、違う扉がちゃんと開けられたのかなと思う。マテウシュさんに会えたことで、アニメーター時代を思いだすことができた。あ~、なんだか、無駄なものってないな。アニメ―ターの経験、宝物だな。なんて、ことを感じさせてもらったり。

あ、この話、今、はたと思ったのですが。幽霊ランナーにも通じています。サッカーが好きで、サッカーを頑張っていた主人公の少年、優。でもボールの扱いが苦手で…。彼もまた、違う扉が開く。才能、努力…。自分を見つめて変わっていく少年の姿。(幽霊ランナーの内容について、次回、綴りますね)

 

マテウッシュさん話にまた、話は戻りますが、自分で作ったスケッチ道具をもって、景色の中で対照と向き合う姿勢。ライブ感が絵に現れているところ。

私が季節の花を見に、会いに!公園に出かけることと、花のスケッチが大好きなとこ。描く対照が違っても、マテウシュさんと私、絵描きとしての姿勢に共通点、あったりして。

なんて、おこがましいけど、そんなことを、こっそり思って(^▽^)/ます。

 

お互いに「サインください」と、差しだした幽霊ランナーの本。私が自転車が描けないと話したのをうけて、マテウシュさんが描いてくださった自転車の絵。カッコ良くて繊細で。存在感がある絵。 宝物が増えました!!

ありがとうございます。 

感謝をこめて。


幽霊ランナー 新刊

2017-09-07 | 児童書(こども電車 幽霊ランナー めだかの王様)

幽霊ランナー 金の星社より刊行されました。金の星社HP(マテウシュさんの装画制作動画が見れます)

見本が手元に届いたのは、先週の(土)です。5日たった今、やっと実感がでてきました。2010年に「こども電車」で作家デビューをして、「めだかの王様」が2015年。そして、今回の「幽霊ランナー」で三冊目の児童書です。よくぞ、本になってくれた。小学校高学年 中学生向けの児童書になります。でも、大人のみなさんにも、読んでもらいたい、そんな一冊に仕上がったと思います。

ぼくは消えない、絶対に。

このキャッチコピー、心にしみます。帯を見た時、本当にドキンとしました。幽霊ランナーという本のタイトルから、このコピー。皆さんは何を想像しますか?どんな物語が、この本の中に繰り広げられていると思われますか?目標も努力も全部、消えてしまう。自分自身も…。なんどもあきらめかけた。トラウマに苦しんだ。そんな弱い心を胸に抱えながら、主人公は走り続ける。

「ぼくは消えない、絶対に」とは、そんな主人公のセリフです。その一言の重み。あ~~~、ストーリー、ネタバレしてしまう~~。ので、ぐっと我慢。口チャックです。本文の中の、どこにこのセリフが入っているか、ぜひチェックしてみてください。

金の星社の編集長には、今回(いや毎回ですが)厳しい(愛のある)ダメだしと、ご指導をいただきました。私も主人公と同じで、何度も何度も、もうだめだ~~~、書けない~~。と思ったことか。でも、この特別な物語を、本という形にしたいぞ。と。あ、この物語は、私にとって、特別なんです~。

その特別!!を多くの子供たちに届けたい。そんな気持ちで原稿に向き合いました。「おザルさま~~。よくぞ、こんな私に付き合ってくださり、感謝しかありません」

大旦那さまにも、いつもいつも、見守ってくださったと…。本当に金の星社さまに感謝いたします。

 

絵を描かずに、文だけ書いた。

私は、画家ということもあって、物語を作るとき、先に絵を描きます。それが、今回は初めてのことですが、絵をかいていないんです。最初に編集長に提出した企画書・プロットにも、一枚も絵が入っていなかったんです。なぜ、絵を描かなかったか?かけなかったのか?(それも、また、お話します。う~。じらすな~~。)

その結果!マテウシュさんに絵を書いてもらえたのかな?すっばらしい絵に出会えた!

また、カバーデザインをしてくださった、グラフィオさま。素敵です!!

いろんな意味で、今回の本は、特別な本なんです。本当に本当に、あきらめないで、走ってよかった!

本の背表紙には 走れ 自分らしく

どうぞ、是非、手に取ってみてください。ありがとうございます。

 

 


幽霊ランナー 装画マテウシュ・ウルバノビッチさん 近刊のお知らせ

2017-09-01 | 児童書(こども電車 幽霊ランナー めだかの王様)

今日から9月です。幽霊ランナーという書籍が近々に刊行になります。

マテウシュさんの装画 創作風景が動画でみれます。すばらしいです。是非、みてください!

作は岡田潤 小学校高学年から読める児童書です。「こども電車」で作家デビューし、二年前に「めだかの王様」を刊行、そして今回の「幽霊ランナー」で三冊目の小説となります。

今回、私は絵を描いていません

装画は、ポーランド人のマテウシュ・ウルバノビッチさんが担当されています。

岡田潤が画家と知っている方は、なぜ?と思うと思います。

金の星社の編集長から、今回の表紙を他の方で、提案があったとき、それも、おもしろいかな?とOKしたものの(いままでは表紙も中面の挿絵も、み~んな描いていたのに~~)なんて、ちょっと寂しい気もしていました。

※いつもは、絵を先に描き、人物設定などをしていく手法で物語をかいていますが、今回は、まったく絵を書かずに、文章が進んでいきました。(その訳は!また書きます)

編集長の提案は、正しかった!

私、マテウシュさんの絵をみたとたん!

[このかたに!!是非!お願いしたい。してください、するべきだ。すっばらしい絵がうまれるにちがいない!(過保護のカホコ風)に叫んでいました。

出来上がった装画。予想を超えた、すばらしい絵でした。

疾走感、エネルギー そして二人が向かう先は? 夕日、光の中に、吸い込まれていきそうな…。そして、普通とちがう左回りに、走る二人。走る二人の関係は?一枚の絵の中に物語がはしり抜けていく。

動画を見てから、本を読むことお薦めします。そして、また、読みおわってから、また表紙を眺めてください!!

また、本のこと、内容について追って書いていきます。

マテウシュさんは、君の名は の背景スタッフをされていたかたです! 動画、本当に素敵です。ぜひ!

 

 


めだかの王様 新刊のお知らせ

2015-09-07 | 児童書(こども電車 幽霊ランナー めだかの王様)

「こども電車」から、4年^^;やっとやっと長編小説を刊行できました。^^;(おザルさまのおかげです!)

めだかの王様金の星社 (高学年より 四六判 (税込み価格1404円) 238ページ

勇気がテーマの物語です。本当に身近な、ご近所の。毎日学校に通う通学路で繰り広げられる物語です。でも、そんな日常の中にも、こどもたちの心には、いろんな物語が紡がれています。壮大な勇気があふれた物語も…!!

 実際、見本を手にしたのは、8月28日でした。なんだか、まだ実感がなくて…。ぼ~としていたのですが…友人から「本屋さんにあったよ。」と知らせがきて、はっと目が覚めました。

これは、お知らせをせねば…。まずは、お世話になった方、こども電車を読んで頂いた方、次回作を待っていてくださった方に。

ブログをすっかりご無沙汰してしまって…。本当にごめんなさい。

多くのこどもたちの元に届くといいなと思います。大人の皆様にも!「めだかの王様」よかったら、どうぞ、手にとってみてください。よろしくお願いたします。

岡田潤


BSジャパン 小林麻耶の本に会いたい

2012-03-19 | 児童書(こども電車 幽霊ランナー めだかの王様)

ご無沙汰してしまいました。なんと半年もブログをサボっていました

もろもろやっと落ち着きました! これから、ブログもコツコツ書いていきます

3月23日(金) 30日(金)再 午後10時30分~11時

BCジャパン 小林麻耶の本に会いたい の中のミニコーナーで「読書感想文が取り上げられます

こども電車の内容、感想文が約1分間、紹介されることになりました。私の描いた挿し絵にナレーションがつくそうです。

こども電車は、この夏に本当に多くの子どもたちに読んでもらえました!その為か、感想文も素晴らしいものが沢山、私の元にも届いています。2月に行われた第57回青少年読書感想文コンクールの表彰式でも子どもたちの感想の言葉、想いに涙でした

感想画コンクールでも、こども電車の絵が表彰されていて、これも又広がりのある、独創的な絵でした。子どもって凄い!

感想文、感想画にこんなに感動すると思いませんでした。BSジャパンで、どのように取り上げられるか!楽しみです。

どうぞ、チェックしてください

 

 

 


第57回青少年読書感想文全国コンクール 課題図書

2011-06-24 | 児童書(こども電車 幽霊ランナー めだかの王様)

お知らせします。

こども電車が、第57回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書 高学年の部に決まりました。

本当にありがたい事です。多くの子供たちに こども電車 のことを知ってもらいたいと思っていました。

課題図書だと、多くの子供たちに読んでもらえる機会がいただけます。しかも感想文を書いてくれるて、それを読めたりできるんだわ!!!

嬉しい~!こんなに嬉しいことはありません。

選んでいただきました、全国学校図書館協議会関係者の方。本を出版していただいた金の星社。いままで支えてくださった方、とくに、小学校でのボランティアで毎年のように自作の紙芝居をつくる環境をいただけたこと。一緒に物作りをしてくれる仲間(小学校ママ友・あッこりゃまた一座 亜子ちゃん~💓)に恵まれた事。家族にも、なんだか、全てに感謝したい気持ちです。

こども電車が第一作目の小説です。今後の励みにさせていただき、次回作も書けたら!!

幸せです。頑張らねば…。

 

 

 

 


こども電車 キャッチコピー

2011-03-19 | 児童書(こども電車 幽霊ランナー めだかの王様)

この度、東日本大地震で被害にあわれた皆様に、心よりのお見舞いを申し上げます。

家は棚から物が落ちただけでした。しかし家の中が危ない。創作活動と仕事でたまりにたまった資料と本が多量。棚から落ちまくり、仕事部屋は足の踏み場なし。又一階の廊下を置き場所にしている額。これでは避難時に出口まで行き着かない~。まずは家をちゃんとしなきゃと、土日で家の大改造と資料整理…。
今は、廊下もすっきり、本や資料で床が抜けそうな二階の仕事部屋も、すっきり!

家が大丈夫になり、さて買い物と思ったら(お米も、後二回でなくなるから買わないとと思っていた)それが、ナイナイ。昨日午前中に買い物にでたが、停電の影響でお店が閉まっていてゲットできず…。パン屋に並んでパンをゲット。家に帰ったらお米が宅急便(親戚が送ってくれた)で届いてた~~。
本当にお米が家にあるだけで、安心。感謝。こうしてみると本当に被災地の避難所で物資がたりない方の気持ちどんなだろう。本当に速く、必要な物を運んでもらいたい。


一昨日の夜の停電では、家族三人でロウソクの灯を囲み、いろいろ話をした。(電池が買えていないので、なるべく懐中電気は使わないようにしている。)

今度、新中三になるチョイ太朗には、いつも「勉強~~」とうるさく言っているが、ちゃんと話をしてなかったかも。今回は、テレビのない中で「きょマジ、行ける高校がない…ヤバイ」そしたらどうしたい?と本人の気持ちが聞けた。
丁度、7日から通い出したばかりの塾が休みになって、塾に通うことが出来るありがたみも、塾行けなくなって実感したようだ。家族で今までの反省も…。これからは、被災地に思いをよせ、今できることを今の幸せに感謝してしっかりがんばっていこう。人を助けられる人になろう。と。

私は、震災のニュースの中に子ども達の姿を見るたびに心が痛い。
しかし、その笑顔が周りの大人に、どれだけ希望を与えているかを感じる。

子どもは子どもらしく生きる、どんな時も、いつの時代も
こども電車のキャチコピーと重なります。
夜9時までに眠らなければ乗れないこども電車は、子どもの夢と希望を乗せて、きっと
きょうも、被災地でも、被災しなかった地でも、世界中の子どもたちを乗せて走る。
本当に多くの子どもたちがこども電車に乗れますように。

私のできること、子どもたに夢と希望を与えられる人になれたら…。
そんな物語を、絵を描いていきたいと。


こども電車 感想(大人)  画は第一章のタイトル画(青い電車に乗って)

2011-01-14 | 児童書(こども電車 幽霊ランナー めだかの王様)

 こども電車、刊行より約一ヶ月。

いろんな所から、感想をいただいています。とりあえずは大人の皆さんからの感想を紹介します。

本当に読んでいただいた方、感想を頂いた方。ありがとうございます。

 

泣けて泣けて…。と言ってくださる方。

寝るのか楽しみになった。途中でやめられなくなる話。 感動。勇気をもらった。

晩ご飯の準備を忘れてしまった。大人ものめりこんでしまう。一気に読んでしまった。気持ちがすっきりする。

心が整体されるようなさわやかな読後感

銀河鉄道~小学校~幼稚園、いろいろ重なってノスタルジー

おとなもこども電車にのりたい。おとな電車?おとなだって銀河を駆けぬけ、もつれた糸をほぐしてすっきりしたい。

宮澤賢治がよろこんでいると思う。

賢治のDNAが息づいている作品。などなど。

 

 

 

 


こども電車 カバー原画です。

2010-12-21 | 児童書(こども電車 幽霊ランナー めだかの王様)

 

 これが、原画です。和紙に墨(青墨)飛び交う電車は墨彩(顔彩)

金色の星、惑星は、金の絵の具です。

子どもたちは輪郭を取らずに、筆だけで一気に描いています。 影のようにも見えます。

墨彩画としては、渋いのと、ちょっとかっこいいかなと、すごく気に入っています。

でも、本の表紙としては、暗いかなということで、下のページのように、電車と子どもに色を後から付けたとのことです。画像処理ということでしょうか?

すごいな~と思います。今でこんなことが出来ちゃうんだ!と感激です。

影のようだった子どもたちも、しっかり肉がついたように見えます。さすが、本のプロですよね。

ありがたいです。次回、挿し絵を紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


こども電車 本 表紙

2010-12-10 | 児童書(こども電車 幽霊ランナー めだかの王様)

こども電車の表紙です。

原画の水墨画(墨彩で星と電車)から、色を付けて、こども達の服にも色が入りました。児童書らしくて明るくていいな!タイトルもなんだか懐かしいような…。とっても素敵な、表紙になりました!!流石! 原画の水墨画(墨彩)と比べてみてくださいね! 本は、書店にそろそろ並ぶころです。でも、全くの新人作家の岡田潤です。入荷予定なし、の書店が多いかな?書店は予約が必要かと思います。ネットでは買えます。是非是非、興味のある方。この表紙になにか感じていただけた方、読んでみてください。 こども電車 

 

夢と希望をのせて、夜7時、こども電車の始発が出発します。

最新刊 幽霊ランナー

2017年9月 金の星社より刊行