水墨画・墨彩画家 岡田潤のあッこりゃまた日記 

水墨画・墨彩画家。児童文学作家。花のスケッチが趣味。絵を描く事で物語が生まれる! 日々、楽しいことばかり!

墨彩画 日本昔話 カレンダー原画 簡単裏打ち法

2017-08-26 | 日本昔話 干支 墨彩画

日本昔話 カレンダーの原画 裏打ち前です. くるっと丸めて⒓枚、並べてみました。

ちいちゃんは、いつも、私の絵や原稿の上に乗っかってきます。「ぼくが描いたんだよ」みたいな顔をします。「どいて、ちい!」 おこられても、なんだかうれしそう。

和紙に描いた絵は、展示や印刷の前に、裏打ち作業をします。この作品はA4サイズ。もっと大きなものは専門の業者にお願していますがA4までの絵は自分で裏打ちをしています。和紙は、水を含ませると、しわが伸びます。そこに、裏から比較的厚い和紙を重ねて糊付けする。裏打ちが終わると、きれいにしわがのびて、ピシャっとした感じになります。私のボヤっとした絵にも、ちょっと気合がはいって!うまく見えたりして!

日本昔話の12枚も、シャッキとさせてから納品しました!

簡単 裏打ち法

   

糊付けカンタン アイロンで!そんな便利な裏打ち用紙が売っています。原画より少し大きめなものを用意。後は、新聞紙と霧吹き、アイロンだけ。新聞紙の上に原画を裏にして置く全き、体が濡れるくらいに霧吹きをすると、和紙はしんなり。しわが伸びています

 

和紙を新聞紙から机(木がいいです)にひいた下敷き(水墨画用・書道用 きれいなもの)の上に移動。裏打ち用紙(糊の面を下)のせて、アイロンがけ。下敷きから はがしてみると、ピシっときれいに裏打ち完成です。

裏打ち後シャキッと!日本昔話「聞き耳頭巾」のワンシーン  



最新の画像もっと見る

コメントを投稿