明治 大正 昭和初期 後期 現代 そして和紙の可能性 (6枚)
移り変わる時代。紙の歴史を追って時代ごとに描いています。A4サイズです。
これは、線画。
いつも私が水墨画・墨彩画で描いている花や野菜などは、和紙に直接、筆を走らせます。でも、これはさすがに~~。資料を見ながら下図を作っています。
肌色だけ先にさして、後は一枚ずつ、資料とにらめっこをしながら色をつけていきました。
「紙と暮らしの歴史」
紙は、人の暮らしと共に発展してきました。
これからも、紙は人との関係をより深めながら、
広い可能性をもつ媒体として、
今後も私たちの生活に多彩に溶け込んでいくことでしょう。
人は紙をつくり紙は文化をつくる
これは、絵に添えられるパネルの文章。ラストの文章です。
小津和紙の三階 和紙の資料館に展示されます。
現在、資料館には、和紙が中国から日本に伝わった奈良時代~江戸時代までの8点の絵が展示されています。
6日に、残りの絵(明治から 現代まで)を納品してきました。
大変だった~~~けど、勉強になった!和紙をつかって、絵を描かせてもらっている私。出版の世界でも、紙がなければなりたたない。まさしく紙の歴史は文化の歴史と、実感です。
承応二年(一六五三年)創業東京・日本橋 和紙の専門店です。
以下 小津和紙のHPより
http://www.ozuwashi.net/
★一階 店舗 ★二階 ギャラリー 小津文化教室
★三階 小津資料館 小津和紙照覧
小津和紙は、和紙の魅力と日本の伝統を伝える文化拠点です。
手漉き和紙および和紙関連小物を販売する「店舗」、当社に関する古文書類などを展示する「小津史料館」、多種多様な和紙文化・日本文化と楽しく触れ合う場を提供する「小津文化教室」および「小津ギャラリー」、気軽に和紙に触れ親しみを持ち知っていただく「小津和紙照覧」、手漉き和紙の製作を体験していただく「手漉き和紙体験工房」で構成されています。
小津和紙の三階、資料館には、和紙のことならなんでも!!知識と経験をもった和紙仙人がいます。(師匠M & I)
今回、紙と暮らしの歴史の絵を担当させていただけたこと、どんなにありがたかったか。
自分は紙をつかって、和紙を使って仕事をさせていただいているのに何も知らなかった(;・∀・) 知らないことは描けないんです。なので必死に勉強しました~~~。時間かかりました~。毎回、時代ごとに和紙仙人に御教授をいただきました。
和紙仙人に、感謝しきれません。
奈良時代から~~現代まで、そして和紙の可能性。全部で14枚の絵(原画A4 額装)が、横に一列に並んで展示されます。
年表になります。絵の一枚一枚に説明のパネルもついて、関連の資料も絵の下に置かれるそうです。
どうぞ、日本橋に来られた時には小津和紙におよりくだささい!!
店舗も、見ているだけで楽しいですし、ギャラリーでは毎回、素敵な展示が行われています。二階の文化教室で、私の水墨画教室も開かれています(第2・4月・木・金 午後)
そして、そして、三階の「紙と暮らしの歴史」よろしくお願いいたしまする~~!!
一点ずつの詳細は、また、アップさせていただきます。
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