まさかの梅雨明け! 毎日、真夏のような暑さが続いたけど、きっと本来の梅雨に戻るのではと。待っていた。雨!
紫陽花の似合う雨。雨に打たれながらも活き活きとする紫陽花。カタツムリと紫陽花。雨のしずくが残る、雨あがりの紫陽花。虹と紫陽花…。
紫陽花のいろんな表情を描いて紹介したかったのですが。それは来年のお楽しみに。
一枚の紫陽花の絵(前回の記事) を分解。トリミングをいろいろして遊んでみました。おもしろい~!!
6月ラストに! 紹介したいと思います。
まずは、ほぼ 水墨画の紫陽花から。本紙を九分の一くらいに(茶かけくらいのイメージ)トリミングしてみました。、
少し、墨に黄緑が混ざります。そして、どんどん色が増えていく。
実際の紫陽花が色合いを変えていくように。
そして、紫陽花は、梅雨が明けると。
花びら(ガク)を落とすことなく、そのままの姿で暑い夏を耐えていく。
鮮やかな青、紫、ピンク~~から、だんだんと茶色に枯れていく。
夏の太陽に照らされて、日焼けしてしまう。剪定しないで、そのままになっている紫陽花は、茶色でカラカラとしたドライフラワーのようになってしまいます。
枯れるとか、朽ちるとか、錆びる? いろんな表現があるかなと思いまが、
私には、色が褪せていく美学というか。美しく切なく。どこか懐かしく。
そうだセピア色。
セピア色の紫陽花。 うん、この表現がぴったりかな?!
自然の中で彼て散ることもなく、秋の色に染まる紫陽花。
通常の紫陽花を水墨画、墨彩画で描く時は、筆に水をいっぱい含ませて、いきいきと、和紙へのにじみを楽しむ。色が混ざることを楽しむ。
「セピア色の紫陽花」を描く時は、
筆の水を絞って和紙に向かう。 難しいかなと思いますが、是非、挑戦してみたいと思います。
さて、明日から7月。初夏の、いや夏本番の
太陽の似合う花たちを、描いていきたいと思います。いつも見ていただき、ありがとうございます。はげみになります。潤
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