野志さんよぉ、また変なことを言い出したねぇ。
https://www.fnn.jp/articles/-/340047
JR松山駅前にバスタを作るって?
野志さんが考えたのか市の担当が考え出したのか知らないけど、大丈夫?
まあ、国土交通省の「バスタプロジェクト」に乗っかってるみたいだけど。
https://www.mlit.go.jp/road/busterminal/
新宿にバスタを作ったのはとても意味があることで、実際快適便利な空間が形成されていると思うけど、
一時間に普通列車と特急列車が一本ずつしかないJR松山駅にそんなものを作る理由があるのかな?
伊予鉄松山市駅に作るならわかるけど。
今考えてみると市駅にあったバスターミナルは先進的だったと思う。いよてつそごう(今の高島屋)が
作られるときに撤去されたけど、あれを残す形でデパートが作られていたら、本当のコアになる施設に
なっていたのに。あれを考えた伊予鉄ってとても先進的だったのに残念。森松線もそうだが(^_^;)
最後にこれを引用。
朝日新聞 1969-7-10夕刊 「都市建築の時代1 交通施設」から引用
そんな中で「国際観光温泉都市」松山の伊予鉄バスターミナルは、はじめから人との同居を拒否した
ケースだ。 これは市の一番の繁華地帯「松山市駅」周辺の再開発の一環として計画され、市駅(私鉄)
と隣接して二階建の駐車場(百三十八台収容)つきバスターミナル(乗場十一)をつくり、 すぐ前の商店
街とは地下街で結ぼうと、さる一月完成した。立体式バスターミナルでは、わが国でも名古屋、福岡に
もっと大きなものがある。しかし松山のは、ちょっと移動するにも広いスペースを必要とし、将来どんな
型に変るか知れない車の特性に適合させるため、東西六十五メートル、南北五十メートルの建物内に
柱を一本も立てない長大スパン(けた間隔)構造となっている。これはコンクリートの多層建築では世界
記録とされており、中に事務所とかショッピングとかの「人のための空間」を持たないことともに、他のバ
スターミナルにない特色となっている。
都市の恐ろしい力
槙文彦氏(建築家)はこういう建物を 「装備建築」と呼ぶ。「ものに合わせて最も機能的につくられた巨
大な建築」というわけだ。(略) 伊予鉄バスターミナルは、無柱の天井に重い車を乗せる関係上、一階も
二階も天井はプレストレスト・コンクリート製にした。そり返る力をきかすため、あらかじめコンクリートに
弾力を与えてある構造で、長大なスパンの橋など土木工事に使う手法だ。 (略) "エレガント・シティ"の
ニックネームも返上して、「ゲタ箱(駐車場)つき玄関(バスターミナル)」を中心部につくり、それを核として
商業地のポテンシャリティを高めようとする松山。(略)従来の建築ジャンルからはみ出た建物をふみ台
に、自分のカラを破ろうとする都市の恐ろしい力を感じさせる光景である。
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