今年も雪まつりの時期。この日(7日)は49回目となる国際雪像コンクールを見に。あいにく曇りで気温は零下の真冬日。前日は4度と暖かく、ススキノ会場の氷像が一基倒れてそうですから、雪まつりには適温ではありましたが。
ここではコンテストが行われていて、優勝したのはモンゴルチームで題は「人生」。
男女が出会い人生と共にし子を産み祖先を養う。モンゴルでは人生で最も大切な事として子に伝えて来たそうです。生命の木を大切に手に持ち、体で覆って守る若い夫婦の姿の例えが良く、制作スタッフの衣装(4日)もお国が出て好ましく、秘かに応援していました。
ほかの入賞作品もどれも素敵でしたが、①タイの「世界の水かけ祭り」の雪像は、タイの伝統的な新年祭ソンクラーンで、団結と感謝を象徴する儀式だそうです。この象が良く出来ていて皮膚のシワもリアルで一見の価値ありと思います。
②はリトアニア、③はシンガポール、④はインドネシアで、ほかの雪像もどれも力作で、各国の皆さんお疲れ様でした。
下は1月18日の準備の様子のですが、毎年の事ながら「ビルを建てるの?」と思う位の立派な足場。何が出来るか?見てのお楽しみと、情報はスルーしていましたが大雪像は完成。②は上記の雪像コンクールで、開催日の4日はまだ雪像の制作が始まったところ。
何の足場?の③はニシン御殿の建物に、①はゲームの大雪像になりました。公園に建つあの大きなケプロンの銅像を凌ぐ大きさで迫力があります。
ここに限らずアニメやゲームのキャラクターの雪像がいっぱいありましたが、海外のお客様も多く、その人達との共通の話題になるのでしょう。雪像をバックに写真を撮る人も多く、今や日本が世界に誇るコンテンツなのでしょう。
でも私はジジィなので、③のニシン御殿とか、道庁の赤レンガとか建物系がいいな。
そして市民の雪像。中には札チョン会(札幌単身赴任)などと言う雪像もあり、みんなで雪像作りに汗を流した後の飲み会は、きっと話も弾み楽しいだろうな…とついツバが。
関わったすべての皆さん、冬の札幌を盛り上げてくれありがとうございます。まだ最終日まで気が抜けない事と思いますが、とりあえず中締めでお疲れ様でした。