札幌の藻岩山が"山粧ふ"(やまよそおう)感じとなり、標高が高い定山渓の紅葉は今が見頃かな？久し振りに豊平峡ダムの紅葉を愛で、あとは豊平峡温泉の露天風呂で湯につかりながら…と思い確認すると、｢かっぱバスで行く定山渓五大紅葉｣というのが出てきました。
コースは①定山渓大橋､②朝日高架橋､③定山渓ダム､④舞鶴の瀞､⑤八剣山で、ガイドさん付き700円はリーズナブル。それも良いかと観光案内所で申し込みを済ませ※、時間に余裕があったので、コースにはない｢二見吊橋｣の景色(写真左)をパチリ。※事前予約は受けて無いそうです。
バスに乗っての順路①～④は車窓から(右４枚)で少し味気ないですが、大型バスは止められ無いので仕方ないですね。①と④は温泉街から近く、後から散歩してでも見られますし。
⑤八剣山ではバスを止め10分の休憩。種類の違うブドウが植わった畑の向こうに八剣山。紅葉目当てでは無いですが、最後にアイヌ文化交流センター｢ピリカコタン｣で15分休憩。
わずか15分では見る時間が無いみたいなものだけど、初めての方には新鮮でしょうし、それで興味を持ってまた来てくれるならまぁ良いかと期待しましょう。
１時間40分ほどのツアーでしたが、ガイドさんの話も楽しく適切で楽しいツアーでした。ガイドはボランティアだそうで、STVラジオのアイヌ語講座でアシスタントをしていますと仰っていたので、渋谷もなみさんという方なのかな？ありがとうございました。
ここからは自分の車で豊平峡ダムへ。駐車場から電気バスもありますがここは歩きます。歩行通路は少し歩きにくいけれど、一番のメリットは九段の滝がゆっくり見られる事で、冷水トンネルをくぐると左手に見えてきます。
豊平峡ダムに着くと、取り囲む山々の紅葉が綺麗で、やはりベストの時期のようですね。そして今回初めて気が付きましたが、そそり立つ岩の間に根を下ろした松(下中央)は、昔風に言うと "ド根性松" と言った風情かな。
紅葉に向いた気温となり、市内でも雪虫が飛んで、道内の地域によっては、明け方の気温が氷点下と言う場所も。何より昨日19日は稚内で全国初の初雪で…と思っていたら、今朝起きると屋根の上にうっすらと雪。
まあ、札幌も10月中に一回は雪が降るからなぁ…と思っていたら、昨年より22日も早く、10月に降るのも７シーズン振りだそうで、年間平均気温が上がっているだなぁと。
春はつんのめる様にやって来たけど、秋もまた大急ぎで過ぎゆこうとしています。ﾊｧ～!