紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

秋葉町のお家②

2019年05月22日 | お家完成しました。ご紹介。

早速前回の続きから。昨秋完成した「秋葉町のお家」のご紹介です。

上の写真でも分かるように、リビング空間が吹き抜けとなったお家。

横から見るとこの通り。

テレビを置いている作り付け家具の左手がキッチン。奥にちらっとテーブルが見えていますが、ダイニングスペースです。

こちらの敷地は間口がそれほど広くなく奥行きの長い、いわゆる「うなぎの寝床」タイプの敷地(それほどではありませんが)。昔の閑静な住宅街ではよくある敷地です。

そしてこの写真の左手。つまり敷地の間口側が「南」。工夫をせずに真四角の建物を建てると南面には一部屋しか面することは出来なくなってしまいますし、またそちらが道路ですから、駐車スペースと庭が重なってしまい、落ち着いた暮らしが難しくなります。

だから、こちらのお家でも、「中庭式」を採用して、お家の中央になるリビング・ダイニングにも光と風を導いておるわけです。

そして、

こちらはダイニングスペースからキッチンとリビングを見た写真ですが、この左手の窓が中庭で丁度南となるわけですね。

キッチンの横には書斎スペースもあって、ダイニングと椅子を兼用してもらえるようにしています。(この写真の左手がリビングですね)

最後に

ダイニングスペース東の地窓。大きな窓が並んでいくのも気持ち良いけれど、隣地との距離があまり無い場合は、窓の大きさを絞ったり、高い位置につけたり低い位置につけたりとメリハリを効かせていくのも素敵。ひとつ豊かな空間になるように思います。

さて、次回はまだまだ隠されている、このお家のここちよい居場所をご紹介いたします。

是非お楽しみに〜。

 

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

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