紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

完成!えんがわと丸太のお家①

2019年06月14日 | お家完成しました。ご紹介。

さて、先月から続いておりました完成したお家のご紹介も、ひとまずこちらのお家で終了。4月にお引渡しをさせていただいた紀の川市と「えんがわと丸太のお家」です。

外観は上の写真を見てもらってもわかるように、日本瓦と左官壁(カキオトシ仕上げ)と木の格子と和風情の強い建物となっています。

特にこちらの正面から見るとよく分かりますが、屋根勾配が急でありまして、こちらはS様奥様からのご要望。黄金比や白銀比などの言葉を知っておられる凄い方なんです。

もちっとよると、玄関上の屋根を支える柱が錆丸太(お茶室などで使われる銘木)だったり、玄関引戸が蔵っぽいデザインだったり、土間が墨入りだったり、分かる人がご覧になってくれれば「おおっ。凝ってるね〜」と言ってくれるはずであります。

玄関に入ると

こんな感じ。普通の動線は左へ進みますが、まっすぐ進むと大きな納戸に入りまして、そこを通じてリビングへも抜けられるようになっています。つまり納戸兼内玄関となっているわけですね。

ということで普通に左へ向きますと

玄関ホールがあって、その奥には階段とトイレ。

こちらのトイレは墨色の焼き物ボウルと黄色い壁が素敵なコントラスト。

それから、このトイレの横には

洗面。その奥が脱衣室です。(トイレとつながっているわけではありません。洗面台の壁の左側が先程のトイレです)

洗面からホールと見るとこう。右奥が初めの玄関です。こちらの洗面カウンターがなかなかナイス。パナソニック製の人工大理石一体型ボウルを使いまして、その下の木の部分も吊戸棚も弊社の大工さんでつくっています。だから既成品にはないスッキリ感があるでしょ。

特に吊戸棚。こちらはミラー部分が引戸。引戸にミラーを貼り付けておるわけです。ミラー戸を開けるとその奥も、もちろん収納です。

な〜んて、先程のトイレのデザインも、洗面台のアイデアもS様にいただいておりますから、お客様様さまなんですね。うちのお客様方は皆様スゴイんですよ。

さて、というわけで、今日はこの辺で。

次回はリビングへ突入ですのでお楽しみに〜

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

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