築50年のとても立派な日本家屋のリノベーションが完成いたしましたのでご紹介。
南側は素晴らしい仕事を施された続きの和室と縁側が並びますので、北側に並ぶ台所や水廻り、納戸の部分を壊し間取りから全て変えさせていただきました。
(夕方・夜の写真でお庭が見えにくくてなんなんですが。。)
こちらのリビング・ダイニングは北側にありますが、恵まれたことに北にもお庭があって暗さはありません。さらに、屋根裏部屋までつなげる吹き抜けを設けることによって、北側特有の暗さや狭さは感じられず、逆に落ち着いた明るさのある広々としたリビング空間となりました。
(夕方の写真ですいません。。。)
大きく手を加える部分とさわらない部分の自然な取り合いなどが難しいのはいつも通りですが、それに加えて元々の仕事がとても素晴らしいこともあって、非常に難しい工事となりましたが、山本棟梁を初めてとして、大工さんや職人さんがとても上手く納めてくれたと思います。
もちろん良い設計&図面はまずは必要なんですが、大工さん職人さんの腕がないとなんともならんのですね〜。いくら良い線ひいても、それを実現するのは現場の手ですからね〜。
階段を隠す壁や建具などに用いられている縦の格子が効いているリビング空間。照明などにもそれは活かされているのだけど、それも、
全ての建築材料や空間のプロポーションなどにも、玄人的な感覚をもつA様のこだわりが強く発揮されています。
タイルや設備・家具などのこだわりにもそれは貫かれ、非常に質の高い空間となっていると思います。
設計も大工も皆大変良い勉強をさせていただきました。誠にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、これにて今週も終わり。また来週もお願いいたします〜
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