紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

広島に社員旅行!

2018年11月28日 | 日記・エッセイ・コラム

この日曜月曜と広島に社員旅行に行ってきました。

まだ台風被害の修理が全て終わっていない中ではありますが、大工さん達のできる工事はほとんど目処もついた所もあり、大変忙しい中ではあるのですが、お客様方には誠に恐縮ではございますが、社員の研修の意味も大いにございますので、行かせてもらいました。

今年も皆でこのように社員旅行を執り行えましたこと、ひとえに日頃より可愛がっていただいておりますお客様を初め皆様のおかげでございます。誠にありがとうございます。

今年は、大工さん達の希望もありまして広島!

皆が見たかったのは、

宮島の厳島神社であります。大工さん初め造りてなら海の上に建っている(それも凄い長い間)建物を見てみたい。どういう風な工夫があるのか?を知りたいとは当然でありまして、

こんな建物の足元や床板の張り方などを熱心に皆見ておりました。

私が一番好きだったのはこちら。形もプロポーションも素晴らしいですよね。またナナメにつながっている所とか劇的に見せる工夫もあって、本当に凄いです。こと建築に関していえば昔のレベルは本当にスゴくて、今も昔の人がやったことをせっせと色々な所で真似ています。まあこれは建築に限らずデザインなどは全般的にそうだろうし、何かを造る仕事もそういう所が多分にあるんでしょうね。

宮島ではこちらの建物も素晴らしかったですね。まあ色々な所が参考になりまくりで溜息が出る感じ。

広島市内でも

街なかで見かけた現代建築にも刺激を受けまして、もちろん平和記念公園の超有名な素晴らしい建物にも何度見ても新たな感動をもらいました。

帰りの新幹線の直前に見学したのが

こちらのお庭。

その中にある建物もやっぱりほんまに素晴らしく、皆で十分に楽しみながらお勉強させていただきました。ちなみにこれは、若手大工の堺くんが、この細い屋根を支える木(タルキ)で何故屋根をこんなに張り出すことができるのか?どんな仕事しているのか考え&想像している所。

こっちは、

傘のような建物に群がっている弊社御一行。若手大工の坂本君と設計の坂本さんが、これで支えてる!いやここに木を突っ込んでもたせている!とか議論中。

他にも色々とありますが、それはまた情報誌「つくり手」でもご紹介いたします。

広島はスゴく綺麗で魅力あふれる街でした。これからまた何度でもお邪魔したいなと思える街でしたね。僕たちも建物を建てているのだから、地元の街とそしてお仕事をさせていただく地域を、魅力的に見せる責任の一端を背負っていますから、もっと精進しなきゃです。

つくり手は、色々なものを見てその空間を体感してセンスを磨くことは非常に重要です。設計だけでなく、大工さん達も一生懸命に色々な建物を見て、何かを得てくれたことと思います。

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

 

 

 

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