紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

お子さんと一緒に家づくり

2020年03月09日 | 豊かな暮らしを拝見

先週土曜日のお話。

朝から日高川町(和歌山市から南へ1時間弱)のN様家へ実測と打ち合わせに。築年数の古い日本家屋(民家)のリノベーションですので、まずは調査から。私一人ではとても無理ですので、弊社の設計の坂本さんと一緒に。(お住まいのお家ですから写真載せるのはよしておきます)

その後、一路堺市へ。

築100年町家リノベの現場へ。もう完成まであと一息。今は内部の仕上げ工事(左官屋さんやクロス屋さんなど)がどんどん進んでいる現場。

その日はお客様と土間の那智黒石のチラシ方などを。

この様に土間に黒い那智黒石を埋めてさらっと仕上げるのも、弊社がよくする手法です。今回は、いつも現場で大工さんや職人さんの仕事をじっと見ていたK様のお子さん(お兄ちゃん)に石のチラシをお願いしました。

那智黒石をチラシて、それを左官さんが埋め込みながら土間を仕上げていくので、どんな事だってできます。せっかくの手づくりのお家づくりですから、やっぱり記念になりますし、何よりお兄ちゃんなら楽しいでしょうからお願いしました。

なかなかのナイスバランス。こんな感じに出来る子どもさんは少ないです。(結構子どもは凄いことやりますからね〜)

けれど、うん、やっぱり石多すぎですね。。お兄ちゃんにも「ちょっと減らして」とお願いしたのですが、まだちょっと多いかな。多すぎると左官屋さんが仕上げられなくなりますので。

「もちょっと減らすで」と承諾はとりましたが、出来るだけ雰囲気を残すために、写真撮って、左官屋さんに送っています。『イメージ変えたら小さい監督さんに叱られるで!』と。

家づくり現場は色々な職人さんの手仕事で出来ていきます。もちろん「技」だから、体験できるようなものは少ないのだけれど、思い出にもなりますし、これから一生お住まいになるわけですから、お客様の手が入るのも楽しくて素晴らしいことだと思います。

さて、その夜、大工さんも交えて何人かでお食事にまいりまして、その後、、

うなぎ吊り。和歌山の知る人ぞ知るディープスポットです。

何かと注意しなければいけない時期でご批判もあびるかもしれませんが、やっぱり閉じこもるばかりでは段々内向きにもなりますし、街にも元気がなくなって、地域の商売をしている人も倒れてしまうから、人混みはさけるとか、きちんと手洗いするとか、体調が悪かったら出ない(当たり前ですが)なんて基本をきっちりと守っていればある程度は許されるかなと思います。

早く落ち着いて欲しいですね〜。

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 堺な一日。 | トップ | あれが納まっていますよ。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

豊かな暮らしを拝見」カテゴリの最新記事