皆様はゴールデンウィーク真っ最中でしょうか?
うちは暦通りでございまして(展示場も通常通り毎週土日開場です)、更に僕は休み中でもいつも通り打ち合せさせてもらっておりますが、皆様はお休みをお楽しみくださいませ(笑)
さてさて、たまには少しお役にたつ(かもしれない)事などお話してみましょう。
新築でもリノベーションでもリフォームでも何でも通用するお話ですが、
特にリフォーム。
色々な制約(構造、雨漏り、予算)などがあって、大幅に変えるのが難しい。なんて事がリフォームには大いにあります。
そんな時は細部にぐぐっと力を入れて集中してみると、全体的な空間の質がぐっとあがる事が多い??
何を言ってるのか?意味不明ですね(笑)
ちょっと例をあげてみましょう。
リフォーム中の「材木丁のお家」。
ここは玄関ホールですが、間取りから変える様なリノベーションはそもそも考えておられません。
また昔よくあった玄関&玄関ホールが高い吹抜けになっていますので、色々壁を出したり、壁を張り替えたりすると、足場代などもかかり結構高額になっちゃいます。
なら床を張り替えたり、扉を変えたりする位となりますが~、
例えばそんな扉に少し凝ってみると、結構全体がしまるというか空間の質を一つ(と言えば言い過ぎですが)あげてくれたりします。
取手に普通の金物使うのもありですが、
ここはちょっと凝って、こんな赤茶色の無垢の木(桜の一種)を上手く加工して、ライン取手の様にしてみました。
質感は素晴らしい無垢の木だし、デザイン的にもここでキュッとしまるというか、玄関の感じもちょっとよくなっています。
他にも、例えば水栓(蛇口)だけ、ぐっと感じと質の良い&それも思い切ったモノにしてみるとか、
キッチンのステンレスだけはぐっと質と感じのよろしいモノにしてみるとか(この写真、ホコリだらけですが。。。)
食洗機は、普通のものじゃなく、既製品の前扉に木を挟んでオリジナルなモノにしてみるとか。
…………………
やり方は色々あるし、どんな組み合わせにするか、どこにこだわるか?はケースバイケースですが、(そこに「腕」が表れてくるんでしょうけどね~)
こういう風に細部の細部にぐぐっとこだわってみるのは、全体を大きくさわれないリフォームではより効果的。
そりゃ、こだわれば予算はかかりますが、細部は全体から占める割合はそれほどでもないし、またこだわりながらもさほど予算をかけずに。。っていう手法も「こだわりつくり手」なら持ってます。
もちろん細部にばかりトラワレテしまうのは良くないですが、「神はディディールに宿る」とおっしゃった世界的な建築家の方もいらっしゃいますし、まあまあ覚えておいてもらえば、いつかリフォームする時に役立つかも?ですよ~(笑)
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