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今日は雨落ちの話。
これ、当社モデルハウスの縁先の写真ですが、下部中央に黒い筋みたいの見えるでしょ?瓦で道造って、その中に砂利を敷いているんですが、、ここに、上の屋根の雨水が落ちる様になっています。
普通は屋根先端に雨樋つけるのに、何でこんな事してるの?というと、
工夫して屋根先を薄く・軽く見せてあるのに、樋が屋根先正面につくとせっかくのその工夫が壊れてしまうからです。そして樋がないという事は、屋根の雨水が地面に落ちて、それが跳ね返って土がとぶから、落ちる所に砂利などを敷いて雨水の跳ね返りを防ごうという事です。古くからある和の手法です。(但し、この写真の様に、屋根面積の少ない部分でないと無理だと思います。大きい屋根だと雨水の量もスゴイから。。)
だけど、この落ちる所の配置が難しい様です。(せっかくやったのにそこに雨水落ちないと笑えませんもんね。)
以前、知り合いの建築家と、この雨落ち(正式名称は何て言うんでしょうか?)の事で話になって、、、
「今やってる家で「雨落ち」するんだよ。僕が雨の落ち方計算して場所決めたんだけど、屋根屋さんが、『その場所じゃ雨空振りするよ。』って言うのよ。場所の決め方知ってる?」と知り合いの建築家(設計士)。
「う~ん分からないです。そんなマニュアルなんてないでしょ。現場で決めないと。それと経験ある屋根屋さんの言う事を尊重した方が良いんじゃないですか~」と私。
「でもな~、僕の考え方は正しいと思うんだけどな~、、まっ、ありがとう」と建築家。
先日電話で結果を聞いた所。結局、その建築家が決めた位置でいって、見事に空振り。(Kさんゴメンね。ネタにして。。)
「やっぱダメだわ~。屋根屋さんさすがだよ。。」と。
だから、普段から「イイ職人さんの意見は尊重して、色々教えてもらったら良いですよ。」って言ってるのに。。やっぱ経験と勘があるんだから。
いい家には職人さんの知恵・経験を取り込む事が必要ですね。
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雨落ちって初めて聞きました。(^^;)
和建築やってる人なら、皆知ってますって。。
それと名前あってるかどうか?
あと、この間のアドバイスありがとうございました♪
(^▽^;)>゛
それと、、、アドバイス少し効いてるみたいですね~。(^^)v
だって、やらないでしょ。
僕だって、ハウスメーカーさんの方が得意な事、知らないでしょうし。
早速効いてるみたいですよ~♪ありがとございます!
夏でも涼しそうな感じがします。
雨樋をつけない方法もあるんですね。そういえば雨の音って、じっと聴いていると落ち着く気がします。
いつもコメントありがとうございます。
夏でも涼しいですよ♪風が抜ける様ますから。
雨音とか虫の声、鳥の声などが聞こえるのも風情で、落ち着きます。
今の家づくりって、そういう視点が抜けがちですね~。。
これが発掘調査で出てくると建物大きさを大体推測することができます。
さらに「礎石」や「掘立の穴」があれば、「雨落ち溝」との距離から、その建物の軒の深さを推測することができます。
でなんだって
なんでもないっす
なるほどです。
勉強になりました♪