紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

地盤改良中です。

2006年08月04日 | 家づくり現場。職人さん達との打ち合わせ

大阪の新築現場も、既存建物解体・地鎮祭(土地の神様に工事をする事をお許し願う)と終わり、いよいよ本格的にスタートです。

まずは地盤改良(要は家が建つ地面を強くする事です。)から。

設計段階で現地地盤調査を行った所、数値が思わしくなく(地震に強くない地盤って事です)また経験近隣調査(周りの家を見たり、話を聞いたり、周囲に川や水がないか調べたり)からしても、地盤が弱そうだったため、設計時より地盤改良を予定していた訳です。

先日建物解体が終わり更地になった現場で、機械にて地面の高さ(レベルって言います)をみていた時の話。(三脚の上にカメラみたいのつけてのぞきこんでいる姿、道路工事の現場なんかで良く見るでしょう?あれです。)

機械が揺れるんです。。「おっきなトラックでも通ったのか?」と思い後ろを見ると、大工さんが建物の位置決め様の木の杭を金づちでトントン打っています。

「まさか!」と思い、もう一度機械をのぞきこむと、やっぱり揺れている。。

この位の衝撃で地面が揺れるとは。地盤改良予定していてホント良かった。。

そこで、今日の地盤改良の様子。

Img_1101 Img_1100                     

簡単に言うと、上の重機によって穴を掘り、そこにセメントを流し込みながら攪拌して、セメントの柱を地中に建てるやり方です。

セメントの柱は一つ直径50センチ・深さ5メートル位で、建物の基礎の下にずらっと並びます。(ちなみにこのお家の場合は40本以上建ちます。)

右の写真が出来上がった姿を上から見ている物ですが(要はこのまま下に5メートル続いているんです)、この杭の上に実際乗って大型トラックの通過を待ったところ、揺れなかったので一安心です。(当たり前ですけどね。。)

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