紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

トーメイ?不透明?

2018年06月04日 | 家づくり。窓の話

今日は良いお天気。現場廻りも気持ち良いですね。

かつらぎ町M様家もどんどん進行中。上の写真でもありますが、屋根もほぼ葺かれ(ふかれ)この間お伝えして木製窓廻りの木枠もほぼ完成。

屋根でいえば、残っているのはこんな部分。

この加工された金属の板は、

屋根頂上の今木の部分にカポッとはめ込まれます。(なんとなく分かりますか?)いちいち全部手づくりでしょ。この写真で屋根の端部の納まりに関心持つ方がいると嬉しい。こういう所がシャープに繊細に美しく見えるように皆様の想像以上の注意を払って設計施工をしておりますから。

これだけで2・3時間は喋れますから、ご希望の方は是非。

はい。木製窓の木枠を内から見るとこんな感じ。綺麗に出来てきましたが、今日の主役はここではなくて。こちら。

道(北側)からの外観ですが、真ん中あたりに上下2段の窓が見えますね。あまりやらないパターンですが、お客様のご希望で。

内からみるとこう。キッチンバックの窓なんです。イメージし難いとは思いますが、キッチンバックの造り付け収納の間に入ってくる窓。

注目は下の窓は不透明のガラスだけれど、上はトーメイって所です。

下は全面道路がバッチリ見えて、歩行者や車から見られちゃいますから不透明。けれど上は角度的に外から見られることはないし、山並みがちらっと見えて綺麗だから透明。

ごくごく単純な話ですが、これが窓の基本。

「眺め」と「光」と「風」目的に応じて窓の種類や大きさ、トーメイ不透明なんて所を考えるわけですね。案外できてそうで出来ていなかったりしますのでご注意を。

それではまた次回!

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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