紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

住まい手の色になるのが。名塩和紙など。

2016年06月29日 | 豊かな暮らしを拝見

さて、丁度月末頃となりますと、弊社の情報誌の記事作成が。。

私、お有り難いことに2コーナー担当させていただいておりますが、特に「お客様の暮らしを拝見する」コーナーがなかなかです。

今までも良くお客様のお家には遊び寄らせてもらっておりますが、暮らしての感想など改まってインタビューとなると、ちょいと違います。さらにそれを原稿にまとめるとなると。。文章を考えるのが嫌いじゃないのがまだ救いですが、これは親に感謝感謝でありますね。

しかし、完成させますと(まだまだ訂正は入れられますが)、先にBlogをに書きたくなってくるのがまた困りもの。だって、先にこちらに書いちゃえば誰も読んでくれなくなりますもん。我慢ガマンであります。

とは言いながら、完全には我慢できませんので、また違う話題でちょいとご紹介。

富田林のN様家では、

このように、センスの良い物をお飾りいただいております。

壁や床天井、または空間が主張しまくるのも、それはそれで良いかもしれませんが、私はもっと控え目で、住まい手の皆様が色々と楽しみながら、自分の色を出していけるお家の方が好きです。

ただ、それにはシンプルだけど、偽物じゃないこと、きっちりと安心感のあるバックになれることが必要でありますが。

こんなに、色々とお楽しみいただければとても嬉しい。お家も喜んでいるように思いますね。

それから、最後の和室の写真にちらっと写っているフスマ。

正面からみるとコチラですが。この和紙は名塩和紙。

お客様にお教えいただき、ご紹介いただいて、名塩の工房までお邪魔させてもらいました。人間国宝の谷野様が直々にすごく丁寧に説明くださり、とても素晴らしい時間を過ごさせてもらったのも昨日のよう。

やっぱり、時間が経っていい感じになってきてますね〜。

名塩和紙は100年経っても大丈夫な和紙だそうです。色々な伝統建築や文化財にも使用されているんですね。

確かに少し高価だけど、決して使えないレベルじゃないし、フスマ紙に使う位なら大した差もでません。ご興味のある方は是非試してみてください。

さて、この位にしとかないと、全部書いちゃいますね。

ではでは、また次回〜

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

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