最後の晩餐。

リニューアルオープンも、もうそろそろ・・・。

この数ヶ月間、自分たちで塗ったり、貼ったり、大工仕事をしたり。

シロウトやから、仕上りは、あれれ～？というのもあったけど。

 

でも、ものを作る、ということはほんとに楽しい。

コツコツとやっていけば、できないことってないんだな、と実感やった。

 

そして、昔の大黒屋からずっと見守ってくださっていた大事な写真も、再び飾ることができたし。

「最後の晩餐」のキリストさま。

レオナルド・ダ・ビンチの傑作です。

 

これは、以前から大変お世話になっている大切なお客様からいただいたもの。

イタリアのミラノにあるサンタマリア・デッレ・グラツィエ修道院にある大壁画やけど、ここに行かれたお客様が

お土産として持ち帰って下さった。

 

ちょっと色あせしてしまったけど、本物の壁画も５００年以上の年月をくぐりぬけてかなり損傷が激しいらしい。

つい数年前、大修復されて鮮やかな色彩が戻ったそうやけど、この写真はおそらく修復前のものやと思う。

 

全体図は、

 

こんな感じ。

中央にはキリストさま、その左側には使徒ヨハネと思われる華奢な美しい人がいて、そのとなりがペテロ、

そしてその下に描かれているのがユダかなぁ。

 

ほんとうにダビンチ先生の人物像は、均整がとれていて美しい。

年月を経てもこれだけきれいなんだから、完成時はどれだけ美しかったか・・・・。

 

この壁画も、完成当時から修道院の食堂に壁画として描かれたものやそうです。

うちも、一応「食」にかかわるものとして、ここにこうして飾らせていただいてもいいかな？

と思って、大事に、大事にしていきたいお守りです