山岳写真や菊さんのつれづれ草


作者の近況・活動メモや作品発表、話題のデジタル写真など、つれづれなる雑感ブログです。

中判デジタル・ペンタックス645D作品展

2011年06月24日 | デジタル写真

リニューアルオープンした新宿のペンタックスギャラリーにて、カメラグランプリ2011受賞記念展・part2を見てきた。一般的なフルサイズ一眼レフより更に大きな受光素子を持つ645Dの作品、グラデーションや表現力も銀塩ポジを凌駕しそうだ。そんな中で今なおメインは長年愛用してきたPENTAX67で撮り続けているが、デジタル一眼レフでの作品が量的には上回ってきた。デジタル写真の集中した方が作品創りでは有利であり、目標は645Dに魅せられてきたが経済的なことも悩みである。
30名の写真家による作品展・part3が、7/6-7/18に予定されているので、こちらも是非見てみたい。
ペンタックスフォーラム新宿


モノクロームのデジタル写真

2011年05月25日 | デジタル写真

写真といえば色付きのカラー写真、しかもフイルムではなくてデジカメが一般的である。
そんな現在であるが、色の付かないモノクロームでの作品創造を続けている。所属の山岳写真同人四季では毎年モノクロームの写真展を開催しており、プリントでの研究会も行っている。今までは銀塩のモノクロームフイルムで撮影、自宅にてフイルム現像や引き延ばしプリント作業を行ってきた。しかしデジタル化の急進でフイルムや現像するための薬剤などが少なくなり、価格も値上がりしており、作品創りが厳しくなってきた。そんな中、デジタルカメラで撮影したデーターからモノクローム作品に画像処理して、先ずは自家でインクジェットプリントする試行している。悩みは銀塩プリントとの仕上がりの違いである。原判や方式が異なるのだから仕上がりに相違があって当たり前であるが、作品を見る目は従来からの銀塩プリントを意識してしまう。
銀塩プリント写真を目標にしていくのか、銀塩プリントに無かった新しい作品を創造していくのか、これからの課題である。
昨日は26日の研究会に向けての作品創りに暮れた1日であった。