1月24日まで東京新宿のEPSON-epsiteにて開催中の、川井元写真展、雪稜賛歌を見てきた。印画紙からインクジェットプリントへ、デジタル写真でもモノクローム写真の魅力を十分に感動した作品展であった。雪の剱岳と岩氷、雪面のグラデーションなどの表現が見事だ。
年末年始は稜線の山小屋にて新年を迎えてきたが今年は久しぶりに自宅です。昨年の元旦、厳寒の八ヶ岳展望荘を飛び出し強風の横岳稜線に三脚をかまえる。やがて浅間山から富士山にかけての薄雲が茜色に染まり始めて薄雲からの初日が赤岳東面を照らし始めた。強風でフイルム交換も出来ない中で、岩角につかまりながらシャッターを押し続けた1枚です。
昨年は元旦の八ヶ岳に始まり厳冬の富士山、初夏の尾瀬谷川岳周辺、残雪の奥穂高岳、夏期の双六岳三俣蓮華、秋の槍ヶ岳、ヒマラヤ西部撮影などの長期撮影をしてきた。ブローニフイルムカメラとデジタル一眼レフの両用で重装備が年ごとにこたえるようにるようになったが、可能な限り山稜・稜線で三脚を構えていくのが目標です。
今年も山稜でお会いしましたらブログ・フェイスブックで見たとお声がけ下さい。