テンポ(メトロノーム音)に対して正確なタンギング
タンギングの方法は「 Let's Play The Saxophone! 26」を見直してください。
「1」では矢印のところがタンギングの位置で2段目ではスラーで演奏します。
上の段のスラーでない場合はタンギングでそれぞれの音符の区切りができる形で
2段目はスラーの最初の音でタンギングをし、それから後は運指で音符の区切りが決まります。
「2」ではスラーとスタッカートが混ざっていてタンギングは素早く的確さが求められます。
必ず♩=152の演奏を行い、タンギングと運指の素早さ、それぞれの音符の区切りを確認します。
特に「2」では音符の長さが変わってもタンギングの素早さは同じになります。この素早さ
がないとその次の拍は後ろに下がるか短くなるかです。
次はシンコペーションです。ここでも正確で素早い運指とタンギングが求められます。
タンギングと運指のタイミングやその瞬間の素早さがないと最悪の場合はリズムが裏返って
しまいます。速いテンポでも遅いテンポでも運指とタンギングのその瞬間の動作は変わりません。
最後にジャズで「Stanley TurrentineのSuger」を演奏してみてください。
ゆったりした曲なので16分音符を演奏する時のタンギング、スラーのフレーズの
始まりの音のタンギングが正確でハッキリしないとリズム感がなくなってしまいます。
タンポの速いスタッカートのタンギングやダブルタンギングは薄くて腰の強いリードで
練習次第でそれなりになります。
しかし、タンギングや運指のタイミングは常に意識していないと演奏する曲が壊れてしまいます。
ここでは「LANGEY CARL FISCHER Tutors Saxophone」の練習曲を使わせていただきました。
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