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【刈田嶺神社】宮城蔵王
住所 奥宮 宮城県刈田郡蔵王町倉石岳
里宮 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉仲町1
白鳥大明神 宮城県刈田郡蔵王町宮字馬場1
主祭神 奥宮 天之水分神・国之水分神
里宮 天之水分神・国之水分神
白鳥大明神 日本武尊
刈田嶺神社(奥宮)は、奥羽山脈・蔵王連峰の宮城県側、刈田岳(標高1,758m)山頂にある神社で、元々、蔵王連峰中最高峰(標高1,841m)の熊野岳にあったが噴火口に近く度々炎上する為に刈田岳山頂へ遷座した。
刈田嶺神社は、刈田岳山頂の奥宮、東麓・遠刈田温泉の嶽之坊跡地の里宮、山体(大刈田山)の白鳥大明神の三社を刈田嶺神社と言うようです。
白鳥大明神は、坂上田村麻呂の一軍が蝦夷征討を行った際、青麻山の山頂に若宮白鳥神社の合祀を行ったことに始まり、日本武尊が東征を行った頃に日本武尊を祀り、聖徳太子の母である穴穂部間人皇女が当地でたおれたという伝承によるもので、大和政権の支配を蝦夷に分からせしめるために祀られたと言うのが本当のところであろうと思われます。尚、日本武尊が津市で病死し白鳥となって飛び去り、舞い降りり着いたところが堺大鳥大社です。ですから、神話が語られるようになった後の時代となるでしょうか。
奥宮