【諭鶴羽神社】淡路
住所 兵庫県南あわじ市灘黒岩472
主祭神 伊弉冉尊・速玉男命・事解男命
国生みの神伊弉諾と伊弉冊の二柱の神様が、天つ国より鶴の羽に乗られて、諭鶴羽山に舞い遊ばれていました。この神聖な山に一人の狩人が掟を破って入り込み、狩人は二柱の神様が乗られた鶴めがけて矢を射ってしまいます。羽に傷を負った鶴は、頂上のカヤの大樹にとまり、二神は、人のお姿となって狩人の前に現れます。『私は、伊弉諾 伊弉冊である。国家安全・五穀豊穣成就を守るためにこの山に留まるなり、これよりは諭鶴羽大神となる』とお言葉に狩人、涙を流して神様に謝ります。お二柱の神様は、狩人を許し、村人とともに力を合わせてお社を建てることを命じられ祀られたのが始まりです。今も、二柱の神様の乗られた二羽の鶴は、この山の上を仲睦まじく飛び続けられ、国の安寧と人々の暮らしを見守って下さっているとのこと。