住所 和歌山県橋本市神野々840-1
主祭神 観音菩薩、三宝荒神、狩場明神、坂上田村麻呂命、天授阿多倍王命
創建は古く、寛治4年(1090年)この地に三宝荒神が光明を放って天下りしを時の法皇白河院が感得し、祠を建てられたのが始まりとされています。狩場明神を合祀するようになったのは昭和37年で、一行者の心眼に狩場明神を感得して、神野々に領住されていた狩場明神、坂上田村麻呂、天授阿多倍王を加えた三柱の碑を境内に建立し奉祀したとのことです。
狩場明神(丹生一族の氏神)は、二匹の犬を連れた狩人の姿の神で、弘法大師を高野山に導き、高野山開山を助けたとされている。また蝦夷征伐の田村麻呂はこの神野々の出身とされている。
社伝によれば、天授阿多倍王は津加使主のことにして狩場明神の初代に当たり、田村麻呂は分家の武将とされています。