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【017】新大仏寺 三重大山田

2008年08月04日 | 【中日本の古刹】

【017】新大仏寺

住所  阿山郡大山田村富永1238
宗派  真言宗智山派
山号  五宝山
開山  俊乗坊重源
本尊  盧舎那仏

重文 板彫五重塔 木造廬舎那仏坐像 木造僧形坐像
   木造重源上人坐像 絹本著色興正菩薩像

 伊賀上野から東へ20㎞ほど山の中に入ると小さな村に大きなお寺が現れる。取って付けたような新大仏寺と言うことで、観光目的のお寺かと思いきや、由緒あるお寺だと知る。重源が東大寺大仏殿を再興するにあたり、材木の調達のために建てられた寺だった。小野市の浄土寺同様、東大寺のために造営された寺です。
 本尊盧舎那仏は、元々浄土寺同様に阿弥陀三尊立像(快慶作)であった。崖崩れにより本堂ともに倒壊し破損した。後に、祐慶により盧舎那仏に修復されたようです。仏頭部分のみが快慶の阿弥陀仏です。現在の仏頭部分の高さは、阿弥陀仏の時の高さと同じだと聞きます。顔つきは違うものの、浄土寺と同じではないかと想像されます。現在の大仏は2階にあるのですが、1階に石の台があってその上に立像があったと思われます。

 実は、三重の御杖村に姫石の湯があって、ここで知り合ったおっさんがさるびの温泉がいい湯だと言っていたのでここ大山田へ来たのです。1度目は風呂だけの目的で、2度目に途中石仏があったのを観ながら来まして新大仏寺へ立ち寄り東大寺ゆかりの由緒ある寺だと知った訳です。

 

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