【135】化野念仏寺 京都 嵯峨
住所 京都市右京区嵯峨鳥居本化野町
宗派 浄土宗
山号 華西山
開山 弘法大師
京都に鬼が住んでいた頃、飢餓や病で多くの死人が出ていた。その死体を風葬するための地が化野と呼ばれた念仏寺です。風葬か土葬が一般的であった時代ですから、疫病が治まるはずもない訳です。藤原道長を長として多くの陰陽師により、京都には鬼が住むと言われてきた。政治の実権を握っていた藤原氏に目が向くのを避けさせていたと思えます。空也のような名僧が疫病に苦しむ者を救わんとした時代でもあります。人々の弱いこころを利用してのし上がってきた法然上人が、浄土宗としてこの地に眠る霊の鎮魂を願い再興した。
境内は、不気味な石塔、地蔵で埋まり京都の恐山的存在のような気がします。しかし、そこは聖地と言うようなものではなく、ただ霊魂が浮遊し、亡者となって誰かに取り付かんとしているだけのような雰囲気です。私は、殆ど何も見ず退散致しました。般若心経ひとつ言えない我が身に取り付かれたらどないすんねん。ホンマ
住所 京都市右京区嵯峨鳥居本化野町
宗派 浄土宗
山号 華西山
開山 弘法大師
京都に鬼が住んでいた頃、飢餓や病で多くの死人が出ていた。その死体を風葬するための地が化野と呼ばれた念仏寺です。風葬か土葬が一般的であった時代ですから、疫病が治まるはずもない訳です。藤原道長を長として多くの陰陽師により、京都には鬼が住むと言われてきた。政治の実権を握っていた藤原氏に目が向くのを避けさせていたと思えます。空也のような名僧が疫病に苦しむ者を救わんとした時代でもあります。人々の弱いこころを利用してのし上がってきた法然上人が、浄土宗としてこの地に眠る霊の鎮魂を願い再興した。
境内は、不気味な石塔、地蔵で埋まり京都の恐山的存在のような気がします。しかし、そこは聖地と言うようなものではなく、ただ霊魂が浮遊し、亡者となって誰かに取り付かんとしているだけのような雰囲気です。私は、殆ど何も見ず退散致しました。般若心経ひとつ言えない我が身に取り付かれたらどないすんねん。ホンマ