【神社】熊野本宮大社 和歌山
住所 東牟婁郡本宮町本宮1110
祭神 家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)
家都御子大神
崇神天皇の時代に、川の中州のような熊野大斎原の場所に櫟(いちい)の大木があって、三体の月が降りてきた。天より降りてくる神は、九州の地の氏神としてよくあることです。熊野本宮・速玉大社・那智大社の三社をさしますが、「我は證誠大権現(家都美御子大神=素戔嗚大神)であり両側の月は両所権現(熊野夫須美大神・速玉之男大神)である。社殿を創って齋き祀れ。」と言われ祀られたとあります。
しかし、「唐の天台山から飛来した。」「インドより雲に乗り飛来し、母(那智)父(速玉)子(熊野)である。」とされたりする諸説がある。また、川の中州に降臨することから水神であるとも、櫟の木に下りたことから木の神と言う説もあるが、九州での降臨は豊作を意味することが多く水神・太陽神とみるのが妥当なところでしょう。大和朝廷の前身となる勢力が、九州より熊野に移り北上し飛鳥または三輪の地に国家を建設したと私は見る。ですから国家、邪馬台国は、奈良にあります。
鬼の角がなくなると「かみ」と言い鬼門の方向に祀ると良いことがあるとのこと。
絵馬