世界の艦船 2019年12月号
特集 世界のイージス艦 その現況と将来
イージス艦は1983年にタイコンデロガ級が竣工して36年経っています、今ではよく知られています。
書店にも沢山の本が出ています、しかし詳細については新聞等には記載はありません、
世界の艦船では再々に渡り特集が組まれております。
今回の特集では今までの内容を整理して各国のイージス艦の現状を分かりやすく解説しています。
特にベースライン、BMD(弾道ミサイル防御)と各種ミサイルの取り合わせについてはその能力がどの程度であるか、
現時点でアメリカ海軍では89隻のイージス艦を所有しているが
全て同じシステムを持っているわけではなく、
個別に違っているので一般人には分かり難いと思います。
第7艦隊の横須賀に駐留しているイージス艦は最先端であることは中国、北朝鮮、ロシア
に対面しているタスクフォースの能力が必要か理解できる。
日本イージス艦について同様であり、BMD(弾道ミサイル防御)を付加されている艦はアメリカの防衛システムに組み込まれており、
その補強としてイージス・アショアが必要となってくるのだが、
防衛省の対応のお粗末は報道でご存知と思いますが、
問題なのは選定内容でアメリカ軍事産業にいいように対応されていて、
当初費用を大幅に上回ることとなっていることを一般紙は報道していない。
日本の軍事産業については厳しい査定をしている防衛省ですが、
イージス・アショアについて政治的要素がからんでいると感じられます。
もっとひどいのは運営を陸海空で取り合っていて、制服組は自分の組織を拡大ばかりを狙っていて、
官僚社会の弊害がひどくなっているとしか思えない。
それと非イージス艦の各国最新動向はイージス艦との比較により分かりやすかった。
新造船では石崎汽船のカーフェリー「旭洋丸」が10月11日から就航しました、
今度乗船しに行かなくてはと思いました。
後は北朝鮮新型ミサイル潜水艦と北極星SLBMの詳細です、
この記事は中国の軍事専門誌に掲載されている内容を基にかかれています、
こんなに早く北極星SLBMが作れた経緯がわかり興味深かった。