旧ソ連地域研究家で慶雄大学教授の廣瀬氏が2021年に書かれた、「ハイブリッド戦争 ロシアの新しい国家戦略」を読みました。
ハイブリッド戦争については様々な本が出ています。
最近読んだ本では佐々木孝博氏の「近未来戦の核心 サイバー戦」です。
廣瀬氏もロシアにおける「ハイブリッド戦争」テーマに書かれています。
ロシアはこの戦法がうまくゆくことを確信して全世界へ展開していきますが、
2022年のウクライナへの特別軍事作戦で正規軍による作戦は失敗しました。
ロシアによる「ハイブリッド戦争」はこれからも続くことに廣瀬氏は警告を鳴らしています。
九つの解決策
- 敵を知る
- レッドライン
- 敵の負担すべきコストの引き上げる
- 防衛を強化する
- 攻撃
- 結果を警告する
- サイバー領域と宇宙のための新たな条約
- 同盟を維持して強化する
- リーダーシップ
そして日本の国防意識への変革についてどのように対応しなければならないか、
ロシアからサイバー攻撃によりどのような事態になっているか政府は警告し、
国民への意識変革を促す必要が必要であり、
特に国民のSNSによる詐欺被害をみればよく分かります。
企業、行政機関等は情報リテラシー向上が必要であります。
これはサイバー攻撃への個人から企業までIT-BCP対策をより深く考えなければいけないと思いました。
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