前日の奄美大島・名瀬港での乗り換えは何とか出来ました。
今回の沖縄、奄美大島、吐噶喇(トカラ)列島への旅行を計画したのは、
一度、吐噶喇(トカラ)列島に行って観たいとの思いです。
トカラ列島の事を知ったのは数十年前に第1回、沖縄から東京へのヨットレースがあり、
その時に優勝した「コンテッサ」は他のヨットが太平洋側に向かったのに、
北上してトカラ列島を横切りました、偏西風によりダントツ優勝でした。
その頃にはナビ等はなく、時間帯も深夜となり、大変危険なコースでした。
その記事を読んでから一度は行って観たいと思いました。
しかし、トカラ列島へは、フェリーに乗ってしかいけません。
乗船後には消灯時刻となり、寝ることにしました。
午前2時の出港なので寝ていました。
寝ていると船が出港準備している音で目が覚めました。
時刻は1時30分頃でした。窓から外を見ても灯台の明かりばかりで何も見えません。
ウトウトしていると館内放送で、宝島入港とのこと、時刻は午前5時頃です。
夜が明けていなく、真っ暗です、サーチライトに照らされて接岸しました。
港は小さく、操船は大変ではないかと思います、船にはバウスラーが2基あり、
巧みな操船で接岸しました。
乗客もおられ、ここでも荷役作業はフォークリフトが主役です。
そうしているうちに夜が明けて明るくなってきました。
次は珊瑚礁の島と呼ばれる小宝島に向けて出港します。
30分位で、小宝島港到着しました。
島には奇怪な岩があります、港は小さいですが、巧みな操船で接岸しました。
接岸には住民の方も協力されている様子です、乗船される方もおられます。
荷役は10分位で済まされます。
次は温泉の島と呼ばれる悪石島に向けて出港します。
1時間15分ほどで悪石島港着きます、この港も小さく操船は大変と思います。
ここでは牛が積み込まれました。
次は平家伝説の島と呼ばれる平島に向けて出港します。
1時間位で、平島港に入港しました。
ここではヤギが積み込まれています、何でも乗せます。
次は火山の島と呼ばれる諏訪之瀬島に向けて出港します。
45分位で、諏訪之瀬島港に入港しました。
ここでも牛が積み込まれています、乗船客も沢山おられて、
出港時には大勢の方が手を振られていました。
次は火山の島と呼ばれる中之島に向けて出港します。
55分位で、中之島港に入港しました。
ここでは警察官も入港の手伝いをさせていました。
住民総出での作業が必要なのかと思いました。
次は火山の島と呼ばれる口之島に向けて出港します。
55分位で、口之島港に入港しました。
この港は今まだの港の中では大きいです、大勢方がおられます。
牛もカーゴ4台分に入れられており、コンテナも沢山積み込まれて、
荷役作業に時間が掛かりました。
出港予定時間が伸びました。
口之島港を出ると最終港である鹿児島港に向けて航行します、
入港予定は定刻の18時20分です。
鹿児島に向かう途中では、屋久島、種ケ島の島並を見ながら航行しました。
鹿児島湾で見かけたカーフェリィー「第七おおすみ」
鹿児島港に到着しました、接岸はモニターで見ていました。
下船します。
港には多くのフェリィーが接岸しています。
桜島は雲がかかっています。
2日間の船旅も終わりました。
「フェリーとしま2」ともお別れです。
フェリーとしま2
総トン数 1,953t 積載重量 702トン
全長 93.47m 全幅 15.80m
機関方式 4サイクルディーゼル機関 推進器 4翼可変ピッチプロペラ×2基
最大出力 3,900Kw×2
最大速力 20.9ノット 航海速力 19ノット
旅客定員 297名
その他 横ゆれ減少装置(フィン・スタビライザ)
鹿児島県鹿児島郡十島村が運航するフェリー
建造所 三菱重工業下関造船所
母港 鹿児島 建造費 42.6億円
進水 2017年11月19日
竣工 2018年3月
就航 2018年4月2日
運用者 中川運輸
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