著者は船に関する本を数々著筆されていますが、
今回は「基本原理からSDGs時代の技術まで」とこれ一冊で船に関する全てが分かりますとの謳い文句です。
第1章 船とは何か、第2章 船と力、第3章 船とエネルギー、第4章 船の運動
第5章 船の役割、第6章 船の未来船まで簡素にまとめられていて、再認識することも多々あります。
特に「第4章 船の運動」の中で、「船を揺らす力-船体運動」については知らない事もあり、
改めて自然界において海の上で、船を安全に運航することの大切さを認識しました。
現在、様々種類の船か用途において船体の体型、構造、強度、推進力を最適な形にして船が作られています。
そして省エネとグリーン化が求められている中で、
実海域では走れない省エネ船とグリーン化での技術開発が求められています。
船の未来においてもSDGs時代には省エネルギーの交通機関である船が必要不可欠です。
本誌は一から船を学ぶ人にも、船キチな人にも好適な一冊であると思います。
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