本書の第一章はPR雑誌誌「ちくま」に掲載されていましたが、
広島で購入しようとしましたが、書店ではないと言われました。
本書に登場する人物は英国の世代では「ベビー・ブーマー」、1946年から1964年までに生まれた人々です。
自分も1951年生まれですから「ベビー・ブーマー」世代です、
この時代は高度成長期で何かにつけて優遇された時代です。
著者はポール・ウィリス著「ハマータウンの野郎ども」を意識しておられ、
ワイルドサイドをほっつき歩いてきた、人たちの現在の英国での状況において度の様に生き延びてきたか、
著者は鋭く解き明かして行きます。
著者は表現方法において色々な意見があるみたいですが、自分は好きなライタ・コラムニストです。
それはこの本の中でも音楽が絶えず同居していて、
著者の音楽はサブカルチャーであり、
UKパンクは階級闘争の象徴であるとも思っていると感じています。
著者は階級闘争を念頭に置いて労働者がなぜEU離脱を容認したかの心情を語られています。
それは英国だけの話でなく、日本でも同様の事が起っていると思います。
しかし、英国民が大酒飲みであるとの認識はありませんでした。
特にビール好きとはウィスキー派であると思っていました。
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