世界の艦船2025年3月号 特集・再配備!米CVN「ジョージ・ワシントン」です。
「ジョージ・ワシントン」は1回目の日本への配備は2008年9月25日~2015年5月でした。
2017年8月4日からRCOH(Refueling Complex Overhaul)「炉心交換・包括修理」を実施が始まり、2023年3月3日に終了しました。
その後、2024年4月25日にノーフォース基地を出港して11月22日にノース・アイランド基地で「ロナルド・レーガン」の乗員と交換して、
11月22日に横須賀基地に到着しました。
今回の特集では「ジョージ・ワシントン」についての内容は井上氏の「最新のメカニズム」、板倉氏「第5空母航空団の最新状況」、外江氏「航跡」です。
野木氏「米空母の原子炉とRCOH」、宮永氏「戦後米空母の発展」、岡部氏「米空母カタパルト考」については
これまでも世界の艦船で取り上げられ、各氏が解説されています。
RCOH後にどのような「包括修理」が行われたが、この特集の一番の課題です。
井上氏は航空関連設備、電測兵装、個別防衛兵装とSSDS(Ship Self Defense System)の現状について解説されていますが、
「ジョージ・ワシントン」に最新設備とシステムが導入されたかは確認がとれていないとのことです。
1点だけ、「謎のアンテナ」が艦尾に設置されていて、調べたらSSDS関連ではないかとのことでした。
後は「情報システムを整備統合するCANES」についてネットワークをTCP/IPで整理統合する
CANES(Consolidated Afloat Networks and Enterprise Services)計画を実施。
艦内システム及び分散していたネットワークを統合して、
電子メール、チャット、ビデオ会議、VOIPによる音声通話を単一のネットワークにまとめたとのことです。
大変興味のある記事で、艦内の主要回線は光回線であり、中継ルーター、L3スイッチ等はCisco製品、
ソフトウェアは民需製品を利用しているのか知りたいと思いました。
その他として「日本をめぐる外航客船の動向2025年度」について
広島関連では2025年度は107隻が五日市港、宇品外貿第5バースに入港予定です。
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