鳥類学者の川上和人さんが本州から南に1200kmの場所にある絶海の孤島、
南硫黄島での研究を一般の人にも分かりやすくコミカルに書かれています。
島の事を知らなくても、鳥の名前を知らなくても引き込まれていきます。
特に島については八丈島付近の青ヶ島についてユーチューブで見ていて、
南硫黄島の事がどのような島であるかは想像がつきます。
比較する島では北硫黄島との対比について興味がありました。
人が開拓した島と人類が2度しか登頂したことのない島がどのように生態系が変化したかは分かりやすく、
ダーウィンの進化論に通じるとも思いました。
その中で人間が入らなくても海鳥は島伝いに行き来しており、
海鳥は植物の種を運んでいくことにより生物は子孫の繁栄を求めてあらゆる媒体を利用します、
環境に左右されていることにより変化していることもあるのではとも思いました。
特にこの島は若いので、地質は固まっていないので、変化していて、
それに伴い、生物も対応していきます。
研究は継続と継承によりなしえるものであることを感じました。
やはり一度は小笠原諸島に行きたいと思いました。
シロハラミズナギドリ
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