筆者が書かれた「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」の中に
第5章の「誰かの靴をはいてみること」の内容において
「エンパシー」という言葉が注目されました。
それについての続編?副読本として書かれました。
「他人の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ」
自分も第5章については感銘しました。
でも「エンパシー」については何も感じませんでした。
この本を読んでも良くわからないのが感想です。
著者がこの分野にについて造詣が深いのには驚きました。
人間の考え、行動を「エンパシー」というカテゴリーで説明しようとしていて、
哲学的でもあり、心理学者的でもあり、色々な分野の方の論説を解説されています。
筆者は「エンパシー」を軸に「シンパシー」との違い、「エンパシー」にも色々なカテゴリーに分けて解説されていますが、
いまいちピント来ませんでした。
そして筆者の勿論である「アナーキー」とお結びつけています。
副題は「アナーキック・エンパシーのすすめ」です。
人間の感情、考え方、思想はそれぞれ複雑であり、誰一人同じ人間はいません。
そこで大切なのは「誰かの靴をはいてみること」によりその人の一部をみることが出来るのではないかと思います。
そのことによりその人の事を全て理解することは出来ないと思います。
自分は「サブカルチャー」なのですいが、これ自体が死語となっているのかもしれません。
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