かなり間が空きました・・・
先週、ちょいと旅行に行ってたもんで
それにしても、今年のレヴューは殆どアイドルレヴューみたいになってるな(苦笑)
まぁ、そんだけ面白いんだってコトです。
ゾーニングした時に、多くの曲があるってコトはそれだけ鬩ぎ合ってレヴェルが上がってるってことだし、光るモノが出てくる確率も高くなる。
限られたファン(何も文句言わない盲目的な信者ねww)を相手にしてるだけじゃ、クオリティも保てなくなるってもんです(笑)
Tomato n'Pine
「なないろ☆ナミダ」
2011/8/17リリース
Sony Music Records
SRCL 7714~5
彼女たちを取り上げるのも3回目ですか・・・・・・しかし、見事なまでにクオリティが落ちない。常にメチャメチャ高いレヴェルで曲を仕上げてくる。
これだけのサウンドメイクを保ち続けるコトがどれだけ難しいか、それは今の音楽シーンを見れば一目瞭然。
一時期、「あ、いいじゃんコレ」と思ったコトもある某グループも、数曲を除いては惨憺たる状況で(苦笑)
それがまた売れるってのも、どうかと思いますけども
問題は、音を作る方の腕だろうなと。
サウンドプロデューサー、作曲家、アレンジャー・・・・この辺りが、どれだけの手腕を発揮できるか。決して、作詞家が主導したものにイイ音は生まれない。それが私の信念なので。
このシングルも、前作やインディーズ時代に引き続きアゲハスプリングスのプロデュース。玉井健二の手腕が冴えまくりです。
タイトルチューンは、前作までのリード曲を踏襲する“正調トマパイ節”で、釣俊輔の打ち込みが相変わらず素晴らしい。
そして、ヴォーカルディレクションがまたイイ仕事してる。
彼女たちのヴォーカルは、ある意味で色が無い。ちょうど中道の位置にある。
その声を3つ重ねるコトで起こる声の壁。コレが実に気持ち良くて。
2曲目のパフィー「渚にまつわるエトセトラ」のカヴァーなんか、アレンジもあるけどオリジナルとは全然違う味わいが増しててイイ感じなんです。イントロから響く低音やストリングスのセンスも堪りません。
3曲目の「FAB(Free As a Bird)」も、今までの彼女たちの印象を覆す(いい意味でね)アッパーチューン。バックトラックはデッド・オア・アライヴみたいで「ストック・エイトキン・ウォーターマンか?」って思ったし(笑)ラップしてるし、ライヴで盛り上がるだろうな~というナンバー。
前シングル「旅立ちトランスファー」のリミックス(アッパーなダンスエレクトロになってる!)も入ってて、実に充実のシングルでありました。
この勢いで、早くアルバム作れって(笑)
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YouTube: tomato n' pine - nanairo namida / なないろ涙 PV
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YouTube: FAB