日本グルーヴチューン振興会

“スペクトラム”デヴュー30周年に向けて

今年、活動休止を発表したサザン・オールスターズと同じ頃にデヴューした、伝説のバンドがありました。
初期サザンのホーンアレンジなどを担当した、新田一郎氏率いる“スペクトラム”です。
創成期のアミューズを、サザンとともに支え、実働2年と1ヶ月を駆け抜けた伝説のスーパー・ブラスロック・グループ

そのスペクトラムが、2009年にデヴュー30周年を迎えます。

1981年に解散したバンドの、デヴュー30周年なんて少し違和感を持つ人もいるコトでしょう。
しかし、ファンは未だに彼らを愛してやまない人たちばかりなのです。
解散コンサートが行われた日には、毎年の様に武道館前に集まり、トリビュートライヴを開催し、スペクトラムという稀有なバンドの思い出を語る。
ファンのココロの中には、ずっとスペクトラムが生きているのです。

解散して30年近く経っても、私の中でスペクトラム以上のブラスロックバンドはいません。
あれくらいインパクトのあった存在は未だに現れません。
超人的にクォリティの高い演奏能力と、オーディエンスを楽しませるパフォーマンス。
業物の日本刀のごとき切れ味のブラスの音と、グルーヴィーな16ビート。

21世紀の今聴いても、全く古臭さを感じない。
時代を置いてきぼりにした、早過ぎたバンドであったと思います。

彼らがいたから、バンドにおけるホーンの存在が確立されたのだと、個人的に思います。
スカパラも、スリルも、ブラックボトムブラスバンドも、乙三.も、コダマセントラルステーションも、ピストルバルブも、オレスカバンドも、その他諸々のホーンセクション入りバンドは、スペクトラムがいたからこそ生まれてきたのだと信じています。

そんなスペクトラムのデヴュー30周年を記念して、ファンの間で何かできないか?と企画が持ち上がっています。
お祭りの様なイベントができないか?と署名を集めています。

かつてスペクトラムを好きだった方も、最近興味を持って後追いしている方も、
スペクトラムファンのHP「ACT-SHOW」デビュー30周年記念ページ
にアクセスして、ぜひ署名をお願いします。
ファン、スタッフ、メンバー、スペクトラムを愛する人々を巻き込んだ、楽しいイベントをやりたいと思うのです。

どうか、よろしくお願いいたしますm(__)m


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