久しぶりに、買って早々のCDをレヴューしてみますか。
普通のレヴューサイトは、そうだっつーの(苦笑)
Perfume
「不自然なガール/ナチュラルに恋して」
2010/4/24リリース
徳間ジャパンコミュニケーションズ
TKCA-73520
Perfume、メジャーデヴュー後10枚目という、記念すべきシングル。
しかし、そんなAnniversary感は全くなく(笑)
いつもながら、ポップでキャッチーな中田ヤスタカサウンドが広がっています。
勿論、細かく見ていけば、色々と模索している様子も垣間見えるんでしょうが、個人的には既存のPerfumeナンバー同様に、ツボにくる曲に仕上がっていると思います。
「不自然なガール」の方は、中田ヤスタカ曰く『鬼キャッチーだよね』と宣う(爆)、見事なPerfumeポップ。
イントロ無しで頭サビの部分から、ポップで耳に残るフレーズが展開され、押し出しの強いポップチューンになってます。
惜しむらくは、曲構成かな。サビ→A→A´→サビ→A→A´→サビ→ブリッジ→ラスサビという、Bメロ無しの構成が少し単調な気がします。
「ナチュラルに恋して」は、BPM遅めなんだけど実に弾む様な気持ちにさせてくれる一曲。
今までのPerfumeでは、あまり見られなかったタイプの曲かも。
個人的には、こっちの方が聴き飽きない感じがします。
Bメロのフレーズも好きだし、バックトラックの音のチョイスもいちいちツボを突く。
どっちも3~4分の中にコンパクトに纏めたポップのコアが味わえる。
ただ、これからのPerfumeの方向を指し示す指標にはなってない。
まだまだ模索の最中なんだろうな・・・・と感じるのも確か。
驚きよりは手堅さが前に出たシングルかと思います。