東京女子流というアイドルユニットがある。
もう10回くらいはエントリーを書いているので、拙ブログをご覧の方なら私が彼女たちのファンであるのは周知の事実(笑)
しかし、その彼女たちのレヴューを今年になってから書いていなかった。
それは、私生活が忙しく時間がとれないという理由のほかにもファクターがあった。
これだけ成長を続ける東京女子流。
1年に近いスパンで眺めてみれば、その様子が更に解りそうな気がした。
3月7日に、シングル「ROCK YOU!/おんなじキモチ-YMCK REMIX-」
その1週間後の14日にセカンドアルバム『Limited addiction』
5月23日にアルバムからのリカット(リアレンジVer.)シングル「追憶-Single Version-/大切な言葉」
と、短いスパンでリリース。
その後、スキルアップの為の短期活動休止を経て、先日10月17日にシングル
「ROAD TO BUDOKAN 2012-Bad Flower-」を遂にリリース。
ま、今月頭には雑誌“SWITCH”の特別号に付録のREMIX MIX CDが付いてたりしたんですけど。
余談ですが、このREMIX CDがまた素晴らしくて。これだけで雑誌代以上の価値がある。
あ、閑話休題(苦笑)
でまぁ、最新シングルのタイトルにもある様に、12月に武道館単独ライヴを行う訳ですが、チャート最高位が10位にも入らず(今回のシングルは入りそうな気がしますけどww)、売上が2万も行かないアイドルが武道館・・・・・・・・相変わらずチャレンジャブルだな(爆)
ただ思うコトは、この音作りをマジョリティにアピールしても難しいんではないかと。
サウンドプロダクションが音楽好き(歌詞に感動する“自称音楽好き”ではなく、サウンド指向の人ね)向け過ぎる気が。
カッコいいバンドやユニットがやってればアリかもしんないけど、ローティーンアイドルの音作りじゃないもん。
私は、そーいう彼女たちが好きですけど(笑)
で、本題。
アイドルの宿命として、タブローとライヴのスキル差は当然ある訳ですが、それでも彼女たちはスキルを上げ続けているんだなと感じる訳です。
そして、それに呼応する様にスタッフが要求するレヴェルも上がっている。
それは、与えられる楽曲にも表れていて、相乗効果でもって加速度的に進化をしている。
東京女子流の楽曲は、コンポーザーは変われどアレンジは松井寛。
アレンジャーがシェフ、が持論の私からすればコレは、実は松井寛の作品を女子流の成長を通して楽しむモノなんだなと思ったりもするのです。
今回のシングル、収められた「Bad Flower」は林田健司が書いた疾走感あるロックグルーヴ。カップリングの「ディスコード」は、サビメロがファティマ・レイニーの「LOVE IS A WONDERFUL THING」のスキャット部を彷彿とさせる絶品メロディ(印象としては、SMAPがやった「がんばりましょう」の手法を思い出す)で、ホントに素晴らしい作品になってます(この「ディスコード」を嵐あたりがやったら面白いのになぁとも思ったり)
しかし、コレが一般に普及するとも思えないのがジレンマ。
地道に布教していくしかないかな(笑)
ちなみに、女子流のヴォーカルの支柱である小西彩乃の歌がホントに良くなってる。もう少ししたら、嵐の大野君の域もあるかも
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YouTube: 東京女子流/ Bad Flower -Short ver.-
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YouTube: 東京女子流 大切な言葉
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YouTube: Liar(RE:NDZ Remix) from Tokyo Girls' Style × Maltine Records
どんな形でもいいので、一度耳を傾けていただけると嬉しいなと思います。