前記事からの流れで嵐のシングルマイベスト10を書こうと思っていたのですが、昨日のライヴがあまりにも凄かったので急遽予定を変更。
嵐ファンの方は今しばらくお待ちいただければと思います。
さて、11月9日の田島貴男ひとりソウルショウに妻と2人して行ってきた訳ですが、この形態のライヴを見るのは昨年に続き2回目。
こちらもどんなモノかある程度理解して参加しているんですけど・・・予想を裏切り期待に応える、というか期待を上回るというのはこういう事なんだなと思いました。
ちなみに、ひとりソウルショウというのはこんな感じ。
フリーライド 田島貴男
動画を貼っておいて言うのも何ですが、現場はコレの何十倍も凄いです。田島貴男というヴォーカリストの凄さが体感できます。
言葉はアレですが、ますますバケモノじみてきました。もちろん歌はうまいのですが、それ以上に訴えかけてくる力が段違いに素晴らしい。圧力があるというんですかね。声の塊が襲い掛かってくる感じすらします。
昨年の比べて構成が上手くなってて、全体をソウルパート・ジャズパート・ロックパートの3部構成にしている為、ダレるところが一切なく実に気持ちよく歌を堪能できました。セットリストには言及しませんが、過去のアルバムからバランス良くまんべんなく選曲され、新曲やカヴァーも織り交ぜられています。久しぶりに『結晶』に入ってた「フレンズ」を聴いて改めて“イイ曲だなぁ~”と思わされましたし、一番苦手だと思っていたポニーキャニオン時代の楽曲も今の田島貴男の歌だと伝わってくるんです。
コンポーザーとしてもサウンドクリエイターとしてもギタリストとしても素晴らしいのが解るライヴですが、本当に歌うたいとしての凄みが一番解るライヴだったと思うのです。
ダブルアンコールのラストの「夜をぶっとばせ」で今回も涙ボロボロでした。若い頃のスタジオヴァージョンを聴いても泣きませんけど、今の田島貴男の歌でコレをやられるとラスサビで100%泣きます。私にとって、こんな曲は多分ほかにありません。あの瞬間の為に何度でも田島貴男の歌を聴きに行きたいとすら思うのです。
そして、いつかバンドセットのオリジナルラブのライヴも楽しんでみたいと願っています。