先週の日曜日、実に久しぶりに上京しました。
場所は、一昨年の10月31日と同じ渋谷。セルリアンタワー東急ホテルのライヴスポット“JZ Brat”。
約1年半ぶりに行われた、世界一愛するバンド“モダーン今夜”のワンマンライヴ。
この1年半の間に、ヴォーカルの永山マキちゃんは結婚し、そしてお母さんになりました。
そして、ライヴのアナウンスがされて起きた東日本大震災・・・・・・
彼らを取り巻く状況の変化。
そして、受け手である私の方にも変化。
いつもなら傍らにいる子どもたちが今回はいません。
彼女と一緒だったもんで
おかげで、最前列でライヴを堪能いたしました。
何度もマキちゃんが目の前に来るし、ハイタッチしちゃうし(笑)
ただ、やはり1年半ぶりというコトもあって、やはり冷静には見られなかったです。
セットリストを書きとめるコトも無かったし。
ひたすら音に身を委ねていたかった。
素直に乗って、真正面から受け取って、モダーンってやっぱりイイなぁって感じたかった。
なので、モダーンのブログからセットリスト貰ってきました。
オープニングの「レジーナ」から弾けてたね。
「涙の雨」から「RED」辺りはユルいアダルトなグルーヴが感じられて。
新曲の「昨日の話」は、とても普遍的なサビメロを持った名曲。
そして、今回の眼目は「オトナ」
ずっと聴くことが出来なかったロックディスコなアッパーチューン。
テナーサックスのコウヘイさんがギターを弾くコトで実現したというこの曲。娘が聴けなかったコトに腹を立てていた(爆)というくらいレア(笑)
セカンドセットは、オープニングから暖かに、ノリノリに、煌びやかに。
そして、歌おうか迷っていたという「いつもの朝」・・・・・・・・・
マキちゃんの歌声には、想いが溢れ説得力が増します。
「うたかた花電車」から「ジョディ」への流れは、本編ラストとしては最高に弾ける構成。
そして、アンコールの「愛しいリズム」でこの素晴らしいライヴは締めくくられました。
私がいた位置は、りゃんぺいさんのドラムの間近で、彼の叩き出すBeatをしっかり受け止めました。華奢なベースのタナケくんは力強く体内に響くグルーヴを生み出してくれました。ギターのイシイさんは相変わらず気持ち良くて艶やかなギターで曲を彩ります。
ホーン隊の3人が華やかに曲を膨らませる。鍵盤のタムさんが見事なアレンジを施す。
やっぱ、モダーンサウンドってイイよな~って改めて思ったよ。
残念だったのは、私の位置だとピアノの音が聴こえ辛かったコトと、コーラスの声が少し弱く感じたコトくらいかな(苦笑)
しかし、マキちゃんのヴォーカルの存在感は圧倒的だった。
決して、比類なきスキルの持ち主ではないけれど、その声の存在は唯一無二。
歌は、オーラなんだと改めて思う。
彼らのライヴが見たくて上京までしてしまう。それくらい、モダーン今夜には価値がある。
そんな風に感じた夜でありました。