今日のピックアップは、TVヴァラエティ発信の企画盤。
しかし、侮りがたし(笑)
矢島美容室
「ニホンノミカタ-ネバダカラキマシタ-」
2008/10/29リリース
avex trax
AVCD 31530/B
このテの企画モノって、手を抜こうとおもえばいくらでも出来ると思うんです。
打ち込みでアリもののフレーズをチョイチョイっていじってやれば、時間もお金もかかんない。でも、このCDには“本気”が見え隠れしている。
そのクォリティの高さにはビックリさせられます。
メロディを書いたDJ OZMAの本気。
パフォーマーとしての、とんねるずの本気。
日本を代表するメジャーレーベルとしてのエイベックスの本気。
そして、何よりもオトナが本気で遊んで楽しんでる気がするのです。
DJ OZMAの書いたメロがキャッチーなのは想定の範囲内でしたが、ノリさんのヴォーカル凄いっす。過去最高なくらいオーラ出てます(笑)
そして、なんといっても秀逸なのはアレンジと演奏。
編曲:日比野浩史&荒木陽太郎
ドラム:青山純
ベース:スティング宮本
ギター:鈴木健治
キーボード:上杉洋史
パーカッション:浜口茂外也
トロンボーン:村田陽一
トランペット:西村浩二&菅坂雅彦
サックス:竹野昌邦
ストリングス:弦一徹
スーパーバイザー:武部聡志
クレジットから見ても、バラエティ発信の企画モノのレヴェルじゃないな・・・
この演奏だけで買う価値があるかも(笑)
特に、ホーン&ストリングスはゾクゾクもんです。
カッコ良過ぎる。
ただ、コレを好きと言えるかどうかは、人を選ぶ様な気もしますけどね(苦笑)
個人的には、こんなにレヴェルの高い歌謡ディスコファンクは、滅多にお目にかかれないとすら思いますが。