えーと・・・久しぶりというのもおこがましいくらいです(苦笑)
やっと更新です。スイマセンm(__)m
さて、今回の記事は今年2本目のライヴレポ(というか、個人的な感想文です)
私が“世界一愛するバンド”である、モダーン今夜のワンマンライヴに行ってきました。
11月9日(日)、私は少し肌寒い渋谷で重そうな扉が開くのを待っていた。
セルリアンタワー東急ホテルという、およそ自分には似つかわしくない場所に目的のライヴスポットはあった。
『渋谷・JZ Brat』
傍らには、子供たち。
そう、今回のライヴには子供たちを伴っていた。
私自身、モダーン今夜のライヴを見る事自体2年ぶり。ワンマンに至っては3年ぶりだったのだけれど、子供たちにとっては“初!”のモダーン・ワンマンで、みんな楽しみにしていた。
2階席の角に陣取って、ゆったりまったりとモダーンの音を楽しむつもりでいた。
ま、演奏が始まっちゃうと、身体は揺らすわ膝をパーカッションの如く叩くわ、落ち着いてなんかいられなかったんですけどね(笑)
しかし、人数が減ってからのモダーンを見るのは初めてだったんだけど、11人の時と比べても遜色無いね。音数の少なさはバンドとしての一体感に繋がってるし、タイトさを増した演奏にゾクゾクしちゃった。
それから、何といっても素晴らしかったのが、新加入のギター“イシイタカユキ”氏。
音色の美しさ、コードや細かいフレーズの粋なフィール、グルーヴとナイーヴとパッショネイティヴが絡み合う艶っぽいギターにメロメロになりました・・・・・・アレはオトコの俺でも惚れる(笑)
2ステージで演奏された曲は全部で18曲(アンコール含む)
セットリストはこんな感じです。
ファーストセット
1 真夜中の鼓笛隊
2 RED
3 涙の雨
4 海の底
5 おやつのじかん
6 愛しいリズム
7 かもめ島
8 ちょっと酔ってただけなのさ
セカンドセット
1 ららら
2 青空とマント
3 あのフレーズ
4 熱帯雨林コーク
5 新曲(ひまわりの子?←表記不明)
6 ゆうやけこやけの鐘が鳴るころ(永山マキ:ソロ曲のモダーンVer.)
7 橙
8 名犬ジョディー
アンコール
1 天気の存在する理由
2 レジーナ
4枚目のアルバム『天気の存在する理由』のレコ発ライヴに行けなかった私にとっては、半分くらい“生”で聴くのが初めて!という曲で、かなり新鮮でした。
個人的には「うたかた花電車」(コレをライヴで娘に聴かせたいんだよね~ww)や「風の道しるべ」、「オトナ」辺りをやってくれたら失神モンだったんですけど。
いやしかし、ライヴならではのアレンジが施されている曲が多くて、すごい楽しかった。
特に「ゆうやけこやけの鐘が鳴るころ」は、マキちゃんのソロアルバムヴァージョンとは全然アレンジを変えてあって(モダーンで演ってんだから当然ですが)、かなりヤバかったなぁ。
それから、「レジーナ」のカッコよさには、全身の血が逆流するかと思った。マジで鳥肌もんでしたね。
とまぁ、全体的にイイ感じのライヴだったのですが・・・・・
少しだけ「う~ん」と思うコトもあったのです。
ま、コレは贅沢言ってるんだと解釈して頂けれはありがたいのですが。
一つは、ベースのコータくんが体調不良で参加できなかったコトです。もちろん、助っ人で入って素晴らしい演奏を聴かせてくれた田中啓介氏が如何こうという話では無いです。
ただ、私にとってモダーンのグルーヴの源はコータくんのベースだと思ってるので、彼の音が無いという初めての経験に少し戸惑ったのも事実。
もう一つは、全体のノリ。私が少し離れた席に座っていたってのもあるかもしれませんし、会場が凄くオシャレな感じだったのもあるかな?とも思いますし、モダーンを初めて見るお客さんが多かったのかも?なんて思ったりもするんだけど・・・・・・少しだけノリが大人しい印象。
最後の一つは、マキちゃんのヴォーカルが“絶好調!”では無かったんじゃないかなぁ?という風に思いました。2日前にイシイ氏とのデュオライヴをやってたみたいだし、少しだけ本調子ではない感じを受けたのです。
しかし、ソレは本当に瑣末なコトであって、モダーン今夜というバンドの素晴らしさは十二分に伝わってきたと思います。
改めて、このバンドを愛していきたいと感じさせてくれる時間でありました。
本当に、本当にありがとう。
モダーン今夜というバンドと同じ時代を生きられて幸せです。