盛岡市でんき工房 電気屋と介護のブログ

盛岡市本町通で「街のでんきやさん」を営んで23年。現在、妻が奮闘中!

寒冷地仕様ではないエアコンだと・・・

2016年01月16日 | 電化製品 よもやま話
この冬は 雪が少なく暖冬ですが、「本州で一番寒い市」といわれる盛岡、
しばしば「日中の最高気温がマイナス」になります。

この頃 パナソニック・ダイキン・日立・三菱が「寒冷地用エアコン」をCMしています。

肌寒い程度の寒さなら、普通のエアコンでも なんとか しのげます。
でも外気がマイナスになってしまうと エアコン作動中に 室外機が凍ります。
室外機が凍るって どういう事でしょう?

室外機の周囲に霜がつき始め、その厚みが増し、
それでも室内機を作動し続けると 氷に覆われます。
室内機はいつまでたっても 温風は出しません。

今日 ちょうど室外機が凍り始めているエアコンを見つけたので
写真をとらせて頂きました。

盛岡市内で 12~3月に暖房用としてエアコンを使うなら
やはり「寒冷地仕様」でないと ダメなんです。
寒冷地仕様は 簡単にいうと マイナスの外気の中でも 自分で自分の機体を暖めます。
凍らない仕組みに出来ていて、本当に「今朝は寒いね~」という日も温風が出ます。

価格は普通のインバーターエアコンの2~3倍しますが、
本当に寒い朝に使える、凍る心配のない、安全なエアコンです。

画像1 正面から見ると普通に作動している室外機



画像2 側面から見ると 白く凍り始めているのがわかります。
    この後まもなく 停止させていました。



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