令和5年7月29日の午後に撮影した千葉県北西部上空を飛んだ気球です。彩色が施された風船が流れているように見えますが「大きさ」が問題です。特徴ある形状、彩色のため、玩具(おもちゃ)であるとしても、ご存じのかたがあればご教示ください。(複数人でGoogleレンズ検索しましたが見つかりませんでした。)
以下の写真はD3300にPF500mm×2テレコンを装着した換算1500mmで撮影したものです。かなり高所を飛んでおり、撮影地からの仰角は20度から30度程度でした。(なおD3300がf/11で中央部一点合焦するのは謎のままです。)
最初に視認したのは15時40分頃で市川市北部から東南方向でした。この方向は丁度南風時都心ルートの千葉県内北上ルートの木更津・君津の方向であり、妙な高度で飛行機が飛んでおり、成田発の東南アジア方面ルートに近いので奇妙だと思いました。
しかし10分後に、市川市北部からみて東部を同じような高度で飛行していたため、確認のため換算1500mmで撮影したところ気球だったので仰天しました。
(1)と(2)の画像は撮影後に約12000mm相当(1200mmの10倍です。)のトリミングをしたものです。画像の大きさから逆算すると、3km遠方で直径2.4m、5km遠方で直径4m、10km遠方だと直径8mと計算される相当大きなものです。扁平な気球であり。表と裏で模様が異なります。
(1)
(2)
(3)と(4)はトリミング前の画像です。一見すると風船ですが、換算1500mm相当の撮影であることを考慮する必要があります。撮影時の観察者は3名おり、以下の(5)から(8)の画像との比較で、(5)よりは明らかに遠く、(6)よりも遠く見えるが、(7)や(8)ほどではないという意見でした。5km遠方であるとすると気球の直径は4mと巨大なものです。仮に3kmと近かったとしても直径は2.4mに及び、とても玩具(おもちゃ)とはいえない大きさです。
(3)
(4)
(5)以降の画像は距離感覚を得るための参考画像で、7月22日午後3時過ぎにD3300+換算1500mmで撮影したものです。飛行高度はFlightAwareで当日の飛行ルートと、撮影方向と飛行方向から、飛行場所と飛行高度を確認したものです。
(5)は武蔵野線東松戸駅の上空1800mを飛行中のANA996便、那覇発羽田行きのボーイングB777-381型機です。撮影地からの水平距離は3000mなので撮影距離は約3500mです。全長74mのB777-381は35mmフィルム画面上で31.7mmとなり、左右に余裕なく写っていることがわかります。
(6)は北総線松飛台駅近くの上空1950mを飛行中のANA590便、松山発羽田行きのB787-8型機です。撮影地からの水平距離は3900mなので撮影距離は約4400mとなります。
(7)は鎌ヶ谷市の新京成線鎌ヶ谷大仏駅上空2070mを飛行中の同機で、撮影地からの水平距離は7300mなので撮影距離は約7600mとなります。
(8)は習志野市北部京成実籾駅近くの上空2130mを飛行中の同機で、撮影地からの水平距離は13000mなので撮影距離は13000mとなります。
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