初出は昭和４７－４９年『少年サンデー』

楳図かずお『漂流教室』を初めて読みました。なるほど強烈ですね…。あまり詳しく書くのもなんですが、「ユウちゃんのパパとママ」というのが、10年ほど後の怪作『わたしは真悟』に育つのでしょうね。

この二作の間の時期には、あの『まことちゃん』の連載がある。楳図かずおのキーワードは「子ども」なんですね。


『漂流教室』は小学生たちの物語だし、『わたしは真悟』の主人公たちも、子どものつくり方も知らない年齢でした。セクシャルな要素がない。そこがいいのだけれど、一方で、高校あたりを舞台に『漂流教室』と『ハレンチ学園』との合体なども見たい（笑）。異世界とか、迫る恐怖とかの要素と、度を越さない「いや～んエッチ」な世界との融合。だれかとっくにやってるでしょうかね。


楳図かずおが子どもの世界から性的なエネルギーを排除したわけではないことは、もちろん『まことちゃん』を読めば分かります。おお、そうじゃ、最強の幼稚園児まことちゃんには、あの名作映画『アッパレ戦国大合戦』に、野原しんのすけ君に代わって主演していただきたい。姫君とのからみとか見たいっす。ぜひぜひ。

時事ネタ書くのは好きではないが、まあ一席。

北朝鮮と韓国との首脳会談が先週末に急遽開催されたそうな。

北朝鮮のジョンウン大将からの要請だったらしく、これは当然、アメリカのトランプ氏が米朝首脳会談の中止を言い立てたことを受けているのだろう。つまり、ジョンウン大将、韓国のムンおじさんに、泣きついたというわけではないにしろ、いささか困って相談にのってもらった、あるいはトランプ氏へのとりなしをもちかけた、というところか。

ムンおじさんはこういうとき人の足もとを見たりしない、と思ったからこそ、ジョンウン大将はふたたびの会談をもちかけることができたのだろう。前回の首脳会談で、ムンさんの人柄に信頼をもったのだと思う。


さて、われらがシンゾーさんや、タローさん(コーノじゃない方)は、こういうふうに他国の首脳の「心をつかむ」ことができるのかしらん。秋田犬のマサルの方がまし、とか言われませんように…。

せいぜい「サンダ対ガイラ」ぐらいですかね

ＮＨＫがＢＳで放送し、そのあと地上波にも乗せてくれた「荒神」を見ました。宮部みゆきが朝日新聞に連載した小説のドラマ化です。

以下ネタバレ的な記述があります


江戸時代の話で、関係の良くない二つの小藩が境を接するあたりに、巨大なガマみたいな「怪物」が現われ…という話です。怪物はＣＧですが、いやあ、あれほど人間が食われるシーンがあるとは(笑)。ゴジラ以降、あまたの怪獣ものが世に出ましたが、あそこまで人がバクバク食われる作品は見たことがない。

それなりに気合の入った破壊シーン、適度に「ゆるい」キャスティング、映画ならもっとエロチックにできたのになあと思ういくつかのシーンなどもあり、この作品は日本Ｂ級映画史に新たなページを加えた、と思います。

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いつのまにか歯茎は位置を変えている

どうも歯が上手にみがけていないことに気づいて、意識してみがき方を変え、口の中がかなりきれいになったと自負しています。歯ブラシはデンターシステマ、コンパクトヘッド３列植毛のやわらかめ。これぞ究極の歯ブラシ(笑)。

ところでちょっと驚いたことに、最近どうも胃が重かったのが、歯磨きを改善すると同時にずいぶんよくなりました。口の中に残った食べかすが、寝ている間などに悪さをしていたのでしょうか。

『あなたの胃は歯磨きで治る』とかいう本が、探せばあるかもしれませんな。検索する気はないですが。