ぬるい!砂糖も多い!

おいしいコーヒーが飲みたい

チョコレートです

2018年01月29日 | 日記




友人のワシントンDC土産。どこかで見たと思ったら、奇面フラッシュですな、これは。

「奇面フラッシュ」とは、かつての人気マンガ「3年奇面組」のネタです。もう知らない人も多いことでしょう…。

ナパージュ国にて

2018年01月11日 | 日記
その1: アップルのアイパッドでアプリをダウンロードすると、保守系の某紙が一面のみ無料で閲覧できる。タダだから読んでいるが、この新聞、名指し批判が大好きなのだな。個人でも団体でも自分と違う意見の持ち主を、実名を明示して、ときにヒステリックにときにねちねちと攻撃する。「保守ってそういう人たちか」と思われては損だろうに。実働部隊を勝手に任じるようなやつらが現れて、ばかなことをしたらどうする…って、どうもしないわな。下請けが不正をしたときの元請けみたいに、うちのせいではない、と言うだけ。

ともかく、「だれそれがこんなこと言ってますぅ」と騒ぎ立てるのが大好きなこの新聞には、「ご注進メディア」の称号を奉ろう。

その2: 「なんたらが基幹エネルギー」とか、「どこやらとの同盟が我が国の基軸」とか、世界の大勢をよそに言い続けるエライ人たち。目先の利益だか既得権だかがだいじなんだね。君たちには「ゆでガエル」の称号がふさわしい。

怪談「牛の首」なんて目じゃない

2018年01月10日 | 日記
『ドン・キホーテ』前編を岩波文庫で読んでいるところだが、第20章でサンチョが物語る話に私は衝撃を受けてしまった。

山羊飼の男が恋をしたが、つれなくされたために憎しみに変わって…という話。彼はよその土地に移ることにして、河を渡ろうとするが、あいにく山羊一頭を乗せられる小舟しか見つからない。それでも仕方がないので、船頭に頼んで300頭の山羊を一頭ずつ対岸に運んでもらうのだが、そこで驚愕の結末が待っているのだった。

ドン・キホーテはサンチョに、「お前はこれまでこの世の誰ひとりとして思いつきもしなかったような、およそ珍しい話・・・世にも珍しい話のひとつをしてくれたものじゃ。また、その語り口も締めくくり方も、わしがこれまで見たことも聞いたこともないものだったが、今後も決してなかろうて。」と言うが、まったく同感。

「何が驚愕の結末だ」「どこがおもしろいのか」という意見の方もかなりいらっしゃるはずだが、私はたまげた。
この章には尾籠な場面もあって、そういうところは好きになれないが。

ドン・キホーテとサンチョ・パンサの物語はまだまだ続くので、これからどれだけこういう場面に出会えるか楽しみだ。

本の思い出

2018年01月09日 | 日記
子どものころ、家には小中学生向けの「世界文学全集」があった。講談社の出版だったように思うが定かではない。よく知られた小説のダイジェスト版や読み物を集めて、全50巻だった。

第1巻が『宝島』で、以下思い浮かぶままにタイトルを挙げると、『若草物語』『紅はこべ』『家なき子』『白い牙』、ウエルズの『宇宙戦争』まであった。二学年上の兄は『ドン・キホーテ』のとりこになっていた。

西洋文学だけではなく、『西遊記』『三国志』『水滸伝』、日本からは『弓張月』『曽我物語』『おとぎ草子』『義経記』『太閤記』あたりが入っていた。『古事記』『ギリシア神話』といった巻もあった。

中身もなかなか気合が入っていて、『太閤記』では蔚山籠城戦の悲惨さにまで筆が及んでいた。巻末に戦国時代のエピソード集があって、花房助兵衛が秀吉を殴ったことや、日本号の槍の話なども読めた。ほかのどれかの日本文学の巻には、短編もいくつか収められ、中将姫の物語などを読んだ。

なかなかのラインアップだったと思う。

『家なき少女』も面白く読んだが、この小説は「ペリーヌ物語」という題でアニメになった。てっきり広く読まれてきた話と思っていたら、邦訳は、ほかには岩波文庫ぐらいしかないのだそうだ。アニメの「ペリーヌ」(ひいては「世界名作劇場」)には熱心なファンがついていて、あの『家なき少女』は、彼らにとって「お宝」なのだという。

テレビで話題になったんだって

2018年01月08日 | 日記
筒井康隆の『残像に口紅を』、未読だったので文庫本を買って読んだ。

これは、かつての傑作短編「だばだば杉」を思い出させますな。どれぐらいのインターバルがあったか、今ちょっと分からないけれど、あの強烈な破壊力の短編が、この力業的長編に成長したのだと思う。

「だばだば杉」は本当に面白かった。『俺に関する噂』に入っていたと記憶する。今、新刊書店にはないだろう。

あの杉おれもほしいな、と思って気付いたが、あの話はちょっとディックの『トータル・リコール』に近いところがある(原作未読。映画を見た。たしかシュワルツェネッガー主演)。筒井康隆におけるディックの影響、って思いもよらなかったけれど、どうなんだろうか。

平昌と書いてピョンチャン

2018年01月07日 | 日記
うさぎのぬいぐるみにスキーウエアを着せて「ピョンちゃん」という名前をつけたら、オリンピック期間限定でそこそこ売れないかしらん。

その平昌オリンピックの会場となるゲレンデのオープニングセレモニーでは、慰安婦像、じゃなかった、慰安婦問題を象徴する少女像がそりに乗って滑り初めをするそうだ。

一方、日本政府は慰安婦問題は解決済みという立場を堅持する。

「だいたい『従軍慰安婦』という用語自体が云々」「なんたら報告書の『性奴隷』という表現は事実誤認」「強制性なし。なんとかいう男の虚偽証言を、政府に批判的な某紙が垂れ流したのがわるい」「某紙がわるい」「某紙がわるい」「なので日本はわるくない」というところか。

私は思うのだが、制度的にどうだったとか外国にどう言われるかとかいう以前の問題として、わが帝国の軍隊にそういう施設がついてあるいていたこと自体が情けないではないか。何しに出征してたんだ(そういうことを言う人がいないではないが、少なすぎないか)。ぼろ負けに負けた時に目が覚めて、「天皇の軍隊」ってそんなものだったのかよと、腹の底から思わなかったのだろうか。「いや天皇陛下に責任はないし」「自存自衛の戦いだったし」「だから天皇陛下の軍隊の悪口言ってはだめ」ってことか。

さらに私は思うのだが、強制性の有無などを言い立てる人たちは、銃剣突き付けられて連行されたのではないからといって、女たちが好きで苦界に沈んでいたとでも思うのだろうか。

「いや、彼女らの実際は云々」と言いたがる人たちもいるが、人間は一筋縄ではいかない生き物ではないか。素寒貧で病みやつれて泣いてばかりいたのならお気に召すのだろうか。ミッチェルが、南部の黒人奴隷の元気が良くてしたたかな姿をも描写しているが、それをもってアメリカの奴隷制度がわるくなかったなどと言うのか?


この問題にネガティブな態度をとる日本のエライひとを見ると、下請けが起こした不正に対して「うちが指示したのではない」と言う元請けみたいでイヤになりませんか?韓国に悪く言われるのに怒って日本政府に同調している若い貧乏な人たちは、自分たちもいずれ同じように冷たくあしらわれることに気付いているのか?

私は韓国政府がこの件の合意をあっさり撤回するのはよくないと思う。某紙を中心に広まったいろいろの虚偽が昨今訂正されたことも良かったと思う。ただ、心の立ち位置をおかしげなものにした日本人がそういうことを声高に言うのが気に食わない。

as a probe

2018年01月06日 | 日記
人間の姿かたちがどうにも変に思えてしかたないことがよくある。どうしても違和感がぬぐえない。ときには、人間の各個体が、排泄物を内部におさめたのに栓をした物体に思えることもある。

何なんでしょうね、どこにでもうようよしているけれど。

友人Aによると、この身体はどこかまったく別の世界の生き物が「指人形」のように使用しているという。こっちの世界を探査するのに使っているそうな。だから、われわれが食欲性欲といったものに耽溺してしまうと、本務からはずれることになるという。

「員数合わせ」にも通じると思うのよ

2018年01月05日 | 日記
子どものころ、「栄光の戦闘機」というシリーズの『ゼロ戦と隼』を読んだ。そのときの記憶によると、零戦は、軽量化を徹底したために抜群の運動性能を誇った反面、搭乗員の生命を守るには装甲が薄く、また機体が急降下などの衝撃に耐えられないこともあったという。

優秀な戦闘能力、それゆえの弱点、という話だったように思うが、それがすべてですかね??当時も検査データ偽造とかやってたんじゃないかしらん。急降下の衝撃に耐えられない戦闘機ってどうなのよ。

資材は不足する、人手もなくなる、量産はせねばならん。愛国心と精神力だけでどうなるものでもないのに、納期も要求水準も守らなければ非国民。検査データのでっちあげをしてなかったとは、ちょっと思えませんな。

おお、モノづくり日本のDNAここにあり(涙)。