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不治の病という言葉 3

2010-01-14 20:31:26 | 心と体の健康

さて、本当に何故病気は起こるのでしょうか。それをつきつめて考えてみましたか。驚くべきことに、心の中を話してくれる人々の多くが、多分このことで病気になったのだと思うという、いってみればアタリをつけている場合が多いのです。また、本人がかたくなに口を閉ざしていても、周りのひとが、彼女はこれこれの心労から病気になったのだと思うと、こちらはかなり確信している場合もよく耳にします。医師がよくはばからずにストレスに起因するという表現を使うのを待つまでもなく、心の問題はあきらかに病気と関連があると思われるのです。だのに何故、その関連についての具体的なシステムがあると考えないのでしょうか。胃の痛みや膝の痛みで話し始めても、すぐに迷信と思う方々に、では直接心の病気から考えてみてはいかがでしょう。例えば、突然に記憶喪失の症状が出たり、原因不明の突発性難聴などは、心的原因がすぐに考えられる病気です。心理的な病気の多くは、あまりに大きい心のショックで、そのことを思い出すと脳全体が壊れてしまうようなときに、また突発性難聴はそれ以上聞き続けていると、頭がおかしくなりそうな状態のときに、しばしば起こるのではないでしょうか。そのような症例を知って居る方、教えていただければありがたいです。病気という状態が、実はそれ以上壊れないための土壇場の防御機能であり、すでに痛めつけてしまった部分の修復作業なのではないかという考え方は、私にはそんなに突飛とは思われないのですが。